
皆さんが12才のころはどんな少年少女であっただろうか。スポーツ、友達との遊び、趣味、さまざまなことに熱中していたのではないだろうか。
オーストラリアに住むキャンベル・リムズ君は、一風変わった趣味を持っているようだ。そしてその趣味は病気の人々の心を救い、今や多くの人たちの注目を集めているという。
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オーストラリア、タスマニア州に住むキャンベル・リムズくんは12歳の少年。明るく多才なキャンベル君は、手先が器用で裁縫が大得意なんだとか。そんな彼はスポーツやゲームでなく、ぬいぐるみ作りに熱中しているとのことだ。
病気で入院している人々のクリスマスプレゼントにするべく、キャンベル君はぬいぐるみ作りに没頭しているのだという。最初は何時間もかけて1体作るのがやっとだったというが、コツをすっかりつかんだ現在は1時間でひとつのぬいぐるみを作れるまでになったという。
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きっかけは3年前のクリスマスだった。両親にクリスマスに欲しいものを聞かれたキャンベル君は「ぼくにじゃなくて、病院にいる子たちにクリスマスプレゼントはできないかな?」と両親に尋ねた。
しかし9人もの兄弟のいるキャンベル君のお家の状態もあり、病院にいる子供たちのプレゼントは難しいと答えた両親を見て、キャンベル君は自作のぬいぐるみをプレゼントすることを決めたのだという。
グーグルでパターンを調べたり、母親に基礎を習いぬいぐるみ制作を開始。
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しっかり勉強や家のお手伝いもこなし、1日1つずつぬいぐるみをしあげるこのプロジェクトは、キャンベル君により「プロジェクト・365」と名付けられた。
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カラフルでそれぞれ表情も違うぬいぐるみたちは、今やすっかりキャンベル君テイスト!
子供たちにも大人気なのだそう。
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キャンベル君にとって病院に行き、ぬいぐるみをプレゼントして子供たちや人々が笑顔でハグをしてくれるのが何よりもの喜びなのだそうだ。
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最初は自作のガラガラボールをプレゼントしていたキャンベル君。いまや立派なぬいぐるみ職人のようだ。
今までにキャンベル君が作ったぬいぐるみの数は800体をこえるという。
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看護婦さんたちと一緒に撮影
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ぬいぐるみをもらった入院中の子供たち。
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鮮やかな色使いと繊細な作りが特徴のぬいぐるみたちは、足の裏に送る人の名前が記されているのだそう。
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子供たちの孤独な入院生活を少しでも明るくすべく、キャンベル君は毎日ぬいぐるみを作っている。
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真心こもったプレゼントは大人だって嬉しいものだ。
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以下の動画は、キャンベル君の活動にテレビ局が注目され紹介された際のもの。今やあちこちのSNSで紹介され、世界中からぬいぐるみ作りに必要な材料が届くようになったそうだ。
Sewing Hope - The Feed SBS
急に有名になってしまったキャンベル君の私生活に影響がないよう、両親は細心の注意を払っているとのこと。
「入院中のみんなのネガティブな感情をポジティブなものに変えてあげたいんだ。意地悪にするんじゃなく、みんなが誰かに優しくしたらきっと世界は変わるよね。」と動画でキャンベル君は語っている。
via:12-Year-Old Boy Learns To Sew To Make Over 800 Stuffed Animals For Sick Children translated kokarimushi / edited by parumo
コメント一覧 (6)
前世聖人かなんかか
「いずれ世界が私を必要とする」( 漫画の封神演義から引用 )
親戚や家族にぬいぐるみや服を仕立ててるけど
同じことを他人のためには出来んわ・・・
だからこそ、すげぇって思える。
ぬいぐるみの顔とかほんとに可愛い
逆になんか業を背負ってますか? って子や獣より下じゃねーのっていう大人なんかいる。。
よ、羊毛フェルトならなんとかなるもんっ……( まけおしみ )
あー、封神のあのシーン好き。名シーン山ほどある漫画だけどあれもカッコイイの極み。