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 秋も深まり、急速に冬に近づく今日この頃。紅葉シーズンも各地でクライマックスを迎えている。紅葉を楽しむのはもちろん人間だけでなく、動物たちも同じなんだ。

 先日こういった記事をご紹介したが、紅葉や落ち葉ではしゃいでしまうのは、どんな犬でも同じらしい。今回は生まれながらにして目の見えない子犬の紅葉の楽しみ方をご覧になってほしい。
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Blind Dog Loves Jumping in Leaves

 アメリカのイリノイ州シカゴに住む子犬のヘンリー・ニッパーさんは現在1歳。生まれつき両目に障害があり、目が見えないそうだ。しかし、ヘンリーさんは視力はなくても犬生を楽しんでいる。他の感覚を研ぎ澄まして落ち葉を味わっているのだろう。とっても楽しそうだ。

 落ち葉の中にダイブし、そして転げまわって枯葉の匂いや感触を知る。

 落ち葉の匂い、肉球と落ち葉が触れる感覚、音、それらを全身を使って味わいエンジョしているように見える。
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 落ち葉を掻きわけ走るヘンリーさん
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 様々な色に染まった落ち葉の中を転げまわり、喜びを全身で表現するヘンリーさんに胸を打たれる人が後をたたないようだ。走り回るヘンリーさんはとてもうれしそうで、見ている我々も思わず笑顔になっちゃうよね。

 ヘンリーさんは夏はビーチを走り回り、波と砂の匂いや感触を非常にお気に召していたが、秋の落ち葉のシーズンもお気に入りになること間違いなしのご様子だ。

 生まれつき視力を持たないヘンリーさんだが、ヘンリーさんはちっとも犬生を諦めたり斜に構えるところがない。純粋に目の前にあるものに好奇心を抱き、持てるすべての感覚を使って学んでいる。

 落ち葉ももちろんきれいだけど、自分の境遇を哀れんだりせず、その瞬間瞬間を全力で楽しみ生きているヘンリーさんの姿がやっぱり一番美しいね。動物たちから学べることはまだまだたくさんありそうだ。