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 ニュージーランドのとある町では、毎日ペンギンたちが道路の下にあるトンネルを通って、家から海へと通っている。言ってみればこれは、ペンギンたちの通勤路なのだ。よちよちとトンネルの中を通過していくペンギンたちの、貴重な映像をご覧いただこう。
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via:Facebook

 ニュージーランド南島南部、クライストチャーチから車で3時間ほどのところに、オマルーという街がある。ここは、世界最小のペンギンと言われる、ブルーペンギンの繁殖地として有名な場所だ。

 ペンギンたちは毎日、昼は海で魚を捕り、日が沈むと内陸のコロニーに帰っていくのだが、海岸からコロニーまでの間には交通量の激しい道路が通っており、安全とは言い難い環境にあった。

 そこで、オマルー・ブルーペンギン・コロニーの海洋生物学者、フィリッパ・アグニューさんの発案で、道路の下にペンギンのための地下道を作ることになったのだ。

 地元の協力で完成した地下道には、カメラと特殊なライトが設置され、ペンギンたちが実際に使用している様子が確認された。現在では毎晩20羽ほどのペンギンたちが、この地下道を利用しているという。

 オマルーの町には、こんな道路標識も建っている。
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 繁殖期の9月から1月にかけては、毎晩このような光景が繰り広げられ観光客の人気を呼んでいる。

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 地下道を作るにあたって、地元住人からは自然の体系を破壊するのではないかとか、ペンギンの姿を見ることができなくなるのではとの声も上がったが、完成してみるとその懸念は払拭され、相変わらずペンギンたちはコロニーと海とを毎日往復しているそうだ。

 ペンギンのための地下道の建設は、ニュージーランドでは初の試みだが、今後ペンギンの保護と観光との両立を図っていく上での、モデルケースになるのではないかと言われている。

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