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「低めのボディブローが決まった! これは予測できなかったか、さあ怒らせたぞ」

 野生のカンガルーの戦いの場面に遭遇した男性が、動画を撮影しながら思わず実況のナレーションを入れてしまった動画が話題になっていたのでご紹介しよう。
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Australian Man Hilariously Narrates Kangaroo Fight

 撮影者はマーク・マキナーニーさんというトラックの運転手で、アデレードにあるブラックヒル野生生物保護公園をジョギング中に、この光景に遭遇したんだそうだ。

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「一人きりだったし、ちょっと怖かったけど、逃げ出そうとは思わなかったよ。だって、走って逃げてもすぐに追いつかれるだろうし」

 それで撮影をしながらカンガルーのボクシング試合の実況をすることにしたマークさん。家族や友達には大受けだったそうだが、内心ではいつこちらに向かってくるかとビクビクだったそうだ。

 動画の実況には笑ったとはいえ、彼の妻のメラニーさんは、「カンガルーは力も強く危険なので、今回のように闘っている最中のカンガルーを見かけても、決して彼の真似をして近づいたりしないでほしい」と警告している。

 カンガルーの戦いは、オス同士がメスを巡って争うもので、前足だけではなく後ろ足も使ったキックボクシングの様相で行われる。一蹴りで人間なら内臓破裂するほどのパワーがあるそうなので、もしカンガルーのケンカをもかけた場合は、君子危うきに近寄らずが正解のようだ。