アメリカ、カリフォルニア州に在住の写真家セス・キャスティール氏が、飼い主のいない保護子猫を被写体として撮影した写真シリーズ『Pounce』を発表した。子猫たちのかわいさだけでなく、その躍動感や生命力、そしてキャスティール氏がこの写真集に込めた思惑が話題を呼んでいるようだ。
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大の動物好きとして知られているキャスティール氏の作品はカラパイアでも取り上げられている。(関連記事)
以前から動物の保護活動に熱心であり、『One Picture Saves a Life』という活動を提案している。名前の通り、素敵な写真で里親を探すというものだが、実際にキャスティール氏の撮った個性的で魅力の詰まった写真が助けとなり、たくさんの縁組が行われたのだという。
今回の『Pounce』も保護子猫たちの無垢な生命力、躍動感あふれるジャンプ姿を撮影している。
キャスティール氏は猫について「世界一愛らしいと同時に、常にハンターで居続けるその神秘的なところが魅力です。」とコメントを寄せている。
「動物たちを撮影する時は、まずは信頼関係を築き、時間をかけ友情を育むよう心掛けています。」とのこと。
人間たちが無意識の間に猫たちから癒しをもらっているように、猫たちにも親となってくれる人間が必要だということを、より多くの人々に気づいてもらえるようキャスティール氏は撮影を開始した。
キャスティール氏は今回の作品集を通じて以下4つのことを伝えたいと考えている。
●地元の保護施設や保護団体から猫を引き取りましょう。猫にも友達が必要なのでできれば複数を!
●避妊手術、去勢手術をして、不幸な猫を減らしましょう。
●猫の爪の除去をしないようにしましょう。猫の幸せと健康には爪が必要です。
●飼い猫と毎日遊んであげましょう。信頼関係を築くのに必要です。
真摯に猫たちと向き合う姿勢に脱帽である。いきいきとした子猫の表情からも、楽しさが伝わってくるね。
キャスティール氏の活動はインスタグラムでも知ることができるので、今後も新作に興味があるお友達はぜひチェックしてみよう。
via:Photographer Captures Pouncing Kittens to Encourage More People to Adopt Cats translated kokarimushi / edited by parumo
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コメント一覧 (3)
ここから猫の良さと不幸な現状をもっと多くの人に知って貰えるという事はすごく有意義
でも、合成なのがざんねんだー。