文豪ヘミングウェイは大の猫好きとして有名である。そんなヘミングウェイが大変可愛がったと知られている「スノーボール」という猫は前足の指の多い多指症の猫であった。(関連記事)
今回、アメリカはカリフォルニア州にて多指症の猫親子が救出されたお話をご紹介したい。「ミトン・ハンド(ミトンのような大きな手)」の猫たちの可愛さ溢れる写真、目いっぱいお楽しみあれ。
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カリフォルニア州ソノマに住む女性が自宅でくつろいでいると、何やら壁から子猫の鳴き声が聞こえることに気付く。女性は何としても猫を安全に救出するため、自宅の壁を切り抜いた。
そこには生後間もない子猫がいた。そして女性はこの子猫にウォーリーと名付けた。そしてウォーリーは足の指が普通の猫よりも多いことに気づく。
ウォーリーを保護した女性は、地元の動物保護グループ『ペットライフライン』を訪ねたものの夜間であり閉まっていたため、地元のペットショップを訪れた。
ペットショップ店主のボビーさんは事情を聞いて、快く養育を引き受けてくれたとの事。
ほっと一息かと思いきや、その2週間後に女性の自宅ガレージの中でなんとウォーリーの兄弟が発見される。兄弟たちもウォーリーと同じ茶と白の模様、そして同じく多指症であった。
すかさず保護をし、ペットライフラインへ兄弟猫たちを届けてから家へ戻り、近くに母猫がいないかと捜索を開始。
翌日に母猫も発見!女性は「こうしてはいられない」と、母猫も保護し、子供たちの待つペットライフラインへ送った。子猫たちと母猫たちは再会できたのだ。
「母猫は、しばらく動揺していたみたいだったけど、子猫たちを見てすぐに落ち着きを取り戻したわ。」とペットライフラインのスタッフ、サラさんは語る。
現在子猫たちは、母猫による育児とペットライフラインのケアで、元気に育っているとのこと。子猫たちの適切な成長を待ってから、里親探しが開始されるという。
ペットショップに引き取られたウォーリーはというと、元気いっぱいのびのびと成長しているようだ。おもちゃでずっと遊びっぱなしのやんちゃ盛りだとのこと。
その愛嬌も相まってか、ペット用品店の公式猫となったウォーリー。今は地元の人々に愛され大人気なのだそうだ。
「この少し大きな手にハートも掴まれちゃったみたいなんだよ。兄弟たちもいい里親に出会えるといいな。」と店主ボビーさんは語る。
幸福を呼ぶ猫とされる多指症の猫たち。きっとこれからもその手で幸せをしっかり掴んでいくに違いない。
via:Woman Saves Kitten Trapped in Wall, Finds Four More and Mom Later, All Have Extra Toes translated kokarimushi / edited by parumo
コメント一覧 (3)
…とも思うんですが、トライポフォビアな私にはちょっと苦手な感じでorz
猫ならどんな猫でも愛せると思ってたのにショック。
画像じゃなく実際に見たら大丈夫なのかな?
しあわせになっていいんだよ