
アメリカ、アトランタには「ライフライン・アニマルプロジェクト」という動物の保護団体が存在する。そのライフライン・アニマルプロジェクトが、犬の里親募集のためにとってもカワイイ新しい試みを開始したという事でご紹介したい。
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Amelia
それというのは里親募集中の犬にパジャマを着せ、里親になりそうなご家庭とパジャマパーティをするという試みだ。もし万が一気が合わなければ、一晩のパジャマパーティのみで犬たちは施設に返却可能というこの試み。パジャマ姿でお互いにリラックスするというのが功を奏したのか、長年引き取り手のいなかった保護犬たちの里親があっという間に決まることもあるという。
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犬と人間が、一晩互いにパジャマで過ごすことは、「引き取り手を探す」という目的だけではなく、保護犬たちの施設でのストレス減少、里親希望の家族と保護犬たちの信頼関係の構築など多方面で効果があったようだ。
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動画内では、パジャマパーティを楽しんでいる犬のアメリアと里親希望の女性が映っている。女性がアメリアにしてあげていることは何という事はない、犬を飼ったことがある人なら皆したことがあるような事である。
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ぬいぐるみやボールを与えて、それを投げて犬がとってくる、そしてそれを褒めて抱きしめてあげる。ゆっくりと時間をかけて犬と過ごす時間を楽しむ。そんな日常の一コマのような事だ。
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しかしそんな些細なことこそがシェルターにいる犬たちには必要なのだ。そしてその過程を過ごして初めて、保護犬たちの本当の性格が見えてくるのだとライフライン・アニマルプロジェクトは考えている。ライフライン・アニマルプロジェクトは「里親希望の人々に犬たちが“僕たちはほんの少しでもいいから愛されたい”と思っていることが伝われば何よりです。ペットショップで高級犬を買うのではなく、施設に来て私たちの保護犬たちに会ってみてほしいですね。」と語った。
保護犬が、飼い主さんからたっぷりの愛情と栄養をもらって、まるで別犬に変身したかのような事案はカラパイアでも紹介されている(関連記事)。体の傷は残ってしまうこともあるけれど、心の傷は次の飼い主さん次第で完治だって可能なんだ。
via:This Animal Shelter Is Encouraging Adoptions With Puppy Pajama Parties translated kokarimushi / edited by parumo
コメント一覧 (4)
普通の何気ない日常に愛はあるんやね
そしてこれはとても良い手
こんな風に過ごしたらお互いに良い結果になるのは明らかだよな
新しいアイデアを潰したりせずに、犬たちの幸せを一番に考えるアイデアを是非日本でも。