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 オーストラリアオオコウモリの赤ちゃんのローズバッド嬢。お口に入れていたおしゃぶりを落としてしまって、大パニック。「おしゃぶりー! あたちのおしゃぶりー! どーこーどーこー!? うああああん!!」という心の叫びが聞こえてきそうな動画が届いたのでご紹介しよう。
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Baby bat drops her pacifier and panics

「あむあむあむ、おしゃぶり大好き!」
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「あっ! 落としちゃった!!」
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「ちょうだいちょうだい、はやくとってちょうだい!」
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「あーよかった、あんしんあんしん」
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 通常コウモリの赤ちゃんは、母親の乳首を常に咥えていることで落下を免れている。なので、乳首が口から離れてしまうことは命に関わるのだ。この場合はおしゃぶりだが、ローズバッド嬢の切実な様子も理解できるだろう。タオルやおくるみでぐるぐる巻きにするのも、母親の翼に包まれている感覚で安心するからなのだとか。

 コウモリラップでおネムです。
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 ここ、オーストラリアの保護施設では、親とはぐれて孤児となったコウモリの赤ちゃんたちを保護している。こんな動画を見てしまうと、コウモリの赤ちゃんのお世話をしてみたくなってしまうかもしれないが、ここの職員は全員ワクチンを打って万全のウイルス感染対策をしたプロなので、一般人は野生のコウモリには手を触れないようにとのことだ。

 また、日本ではコウモリに限らず、許可なく野生動物の捕獲や飼育をすることはできない。これには、落ちている赤ちゃんを保護することも含まれる。もし、そんな赤ちゃんを見つけたら、すみやかに地域の自然保護課に連絡してあげてほしい。(関連記事