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 コップの下に隠した餌の場所を、百発百中で当てまくっているカモメが撮影された。
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Three Cups And Seagull

 撮影者がコップの下にエサを隠し、ぐるぐると動かして位置を変えるのだが、カモメはそのたびにエサの場所を当ててしまう。

 餌の入ったコップを必死に目で追ったり、悩んだりする様子はいっさいない。「メシメシ」「なんだよ、早くくれよ」「遊んでんじゃねーよ」と、当然のように当たりのコップをひっくり返して、エサをゲットするカモメ。

 鳥は紫外線が見えるそうなので、薄いコップ越しにエサを認識しているのかもしれないが、人間が失ってしまった、あるいは持ち合わせていない能力を、動物たちは当然のように保持していたりする。我々から見るとエスパーみたいで、ちょっとうらやましかったりする。

 ところで、この3つのコップを使ったトリックは「スリーシェルゲーム」と呼ばれ、マジックとかギャンブルの分野でよく使われるものである。つまり、本来ならタネのあるワザなのだ。人間様が街角とかでこれに引っかかると、まず当たらないような仕様になっているので、「カモメにできるなら俺だって」などと無謀な挑戦は慎むようにしてほしい。