image credit:TikTok
猫たちが誰かの家にやって来るきっかけは、ドラマチックだったりシンプルだったりと、千差万別なんだと思う。間違いないのは、その出会いのどれもが運命であり、まあもしかすると何かの陰謀だったりするかもしれないってこと。
さて、TikTokerのアンバーさんは、ある日ある時ある場所で1匹の保護猫に心を奪われた。彼女を引き取る決心をしたアンバーさん。だがその猫には生まれつき眼球がなかったんだ…。
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それはコーヒーから始まった
アンバーさんはある日コーヒーを買いに外へ出て、地元のペットショップの前を通ったとき、「譲渡会」と書かれた看板を見て足を止めた。動物が大好きだった彼女は、何かに誘われるようにショップのドアを開けたんだ。
そこでアンバーさんは、1匹の猫から目を離せなくなった。猫はずっと目を閉じていたので、最初は寝てるのかと思ったというアンバーさん。だが実は、その猫には生まれつき眼球がないのだという。
運命の出会いを感じたアンバーさんは、その猫にスティーヴィーという名前をつけて、家に連れて帰ったんだよ。
@thenamesamber this happens multiple times a day and it never gets old🥺
♬ My Love Mine All Mine - Mitski
目の見えない猫との生活が始まる
眼球のないスティーヴィーさんは、もちろん何も見ることができない。彼女にとって外の世界とは、音とニオイと肌で感じるものがすべてだった。
スティーヴィーさんとアンバーさんのコミュニケーションも、普通のペットと飼い主のモノとは少し違っていた。アンバーさんがスティーヴィーさんを呼ぶと、彼女は耳と鼻でご主人の居場所を知り、手を伸ばしてアンバーさんに触れようとする。
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獣医師の話では、おそらくスティーヴィーさんがお腹にいたときに、母猫がなんらかの病気にかかってしまたのが原因ではないかとのことだった。
兄弟がいるからいつだってハッピー
さて、実はアンバーさんがその時家に連れてきたのは、スティーヴィーさんだけじゃなかった。もう1匹、彼女のの兄弟のチートくんもいっしょに引き取ることになったんだ。
@thenamesamber so grateful the adoption lady told me if i took her i HAD to take him too
♬ som original - DM Songs
なぜならこのふたりの間には切っても切れないきずながあって、譲渡会のスタッフも、目の見えないスティーヴィーさんのためにも、ぜひチートくんもいっしょに引き取るよう勧めてくれたんだそうだよ。
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目を縫い合わせる手術に成功
譲渡会のスタッフは、スティーヴィーさんの目を縫合する必要はないと言っていた。だがふたりが家に来てから2週間後、スティーヴィーさんは眼窩にひどい炎症を起こしてしまった。それだけではなく、チートくんまで姉妹の目やにから感染したのか、目が真っ赤に腫れてしまったんだ。
@thenamesamber sometimes i don’t see her pawing for me & she can’t meow so then she just gives up & walks away😭💔
♬ What was I made for - Spotifyspedup66
お医者さんは、スティーヴィーさんがこれ以上感染症で苦しまずに済むよう、目の縫合手術を勧めた。手術には2,000ドル、今日のレートで30万円が必要だった。2か月後、無事に手術は成功し、スティーヴィーさんは感染症から解放され、今まで以上に自由に生活できるようになったよ。
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耳と鼻とにくきゅうで世界の全てを感じるんだ
アンバーさんによると、スティーヴィーさんが音やニオイで誰かの居場所を特定するスキルには舌を巻くしかないのだそう。
いつもこうしてそばに来ては、アンバーさんに優しく触れようとするんだよ。
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今では階段も走って上るほど、自由自在に家の中を動き回るようになったスティーヴィーさん。彼女とご主人とチートくんのハッピーな生活ぶりはTikTokで公開されているので、ぜひ遊びに行ってみてね!
written by ruichan
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