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海に棲む狂暴なプレデターと言えば、サメを思い浮かべる人も多いだろう。そして水辺に棲むもうひとつのプレデターとして、ワニも忘れちゃいけないと思う。
今回お届けする映像では、この二種の捕食者同士が海で出会ってしまったときの様子だよ。いったいどうなるんだろうね。
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この映像は、オーストラリアのノーザンテリトリー州沖のアルフラ海で撮影されたものだそうだ。観光客の案内をしていた漁師のジェシー・レイアさんは、撒き餌に群がっていたサメを撮影していた。
するとそこへ1匹のイリエワニが近づいてきたんだ。この海域にはイリエワニもたくさんいて、よくボートの近くにやって来るんだそうだが、サメと一緒に現れることはほとんどないという。今回のこのワニは、おそらく撒き餌に惹かれてやってきたのかもしれない。
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ワニの存在はサメたちに混乱をもたらした。彼らはワニを取り囲むように泳ぎ始めた。もしかするとワニを獲物だと思ったのかもしれないし、単に自分たちの餌場を荒らされたくなかったのかもしれない。
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そして突然、1匹のサメがワニを攻撃した! 逃れようとしたワニは、白い波しぶきを立てて暴れる。
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やがてワニは身をひるがえして泳ぎ去って行った。サメたちも特に後を追う様子もなく、ワニは無事に逃げられた模様。
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ジェシーさんによると、このサメは狂暴なメジロザメではないかという。彼女はこれまでにもこの海域で多くのサメやワニを見てきたが、捕食者同士である彼らが一緒にいるところを見たのは、これが初めてなんだそうだ。
とはいえマランダーでは、以前アメリカからの映像で、彼らが一緒に餌を待っているシーンを紹介したこともあったので、表面上は同じ海域に共存しているケースもないではないみたいだね。
written by ruichan
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