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 森の中で熊に出会ったら、死んだふりをしろとか木に登れとか、真似しちゃいけない現実的じゃない対処方法を信じている人はいないと思う。でも実際に至近距離で遭遇したら、どうしたらいい?

 今日はそんなシチュエーションに陥ってしまったカメラマンが、無事にクマーを撃退したシーンをご覧いただこう。
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Meeting a bear in the forest

 森の中に三脚を立てて撮影をしていたカメラマンさんの前に、1頭の熊が現れた。
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 熊を刺激しないよう、ゆっくりと後ずさりながら腰を落とすカメラマン。そしてバッグの中から熊撃退スプレーを取り出すと、熊の眼前にプシュー!

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「これはたまらん!」と、クマーは逃げ去って行ったのだった。
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 よっぽど緊張していたのだろう、カメラマンさんは「助かった…」としばらくその場から動けなくなっていた。

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 この動画はショート動画にも編集されて、ネットで話題となっていたのだが、コメント欄にいた世界中のお友だちからは

・冷静に対処できたから助かった
・あのスプレーって本当に効くんだ!
・単に熊がお腹が空いていなかっただけ
・カメラに興味があったのかな
・身体を低くしちゃだめだ、自分を大きく見せるようにしないと
・いや、わざとスプレーが熊の顔面に当たるように狙ってしゃがんだんだよ

などといった、さまざまな意見が寄せられていたよ。

 ところで熊撃退用のスプレーの成分は何なんだろうと思って調べてみたら、唐辛子から抽出した濃度10%程度のカプサイシンを主成分としているんだそうだ。スコヴィル値は製品にもよるが、100~320万SHU程度。こんなのが顔面を直撃したら、さすがのクマーもたまったもんじゃないんだろう。

 このスプレーは熊除けなどという生易しいモノではなく、明確に熊を撃退するために作られたもの。もし山歩きなどで携帯する時は、取り扱いには十分に注意しよう。

written by ruichan

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