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 ニンゲン、年を取ると身体のあちこちが衰えてきて、若い頃のように走り回ることはおろか、歩くことすらおぼつかなくなってくる。寂しいけれど仕方がない。生きていれば加齢には逆らえないんだ。

 ペットたちも同じこと。昔はあんなに元気に走り回っていた愛犬が、年齢を重ねるごとにだんだん動きもゆっくりになる。好きだった散歩も億劫に。

 今回ご紹介するのは、そんな高齢の愛犬を飼い主さんがカートに乗せて、いっしょに散歩を楽しんでいる様子だよ。ご主人と相棒と共に、外の空気を満喫するシニア犬の笑顔をぜひ見てほしい。

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@makenziecann the most precious time. 🥹 #seniordog ♬ New Home - Frozen Silence

 アメリカのフロリダ州で暮らすゴールデンレトリバーのラファエル氏は、現在13歳という高齢ながら、ご主人との散歩を日々楽しんでいるんだ。

 ご主人は彼をカートに乗せて、同居犬と一緒にお散歩へ出発!
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 ゆっくりといつものお散歩コースを歩いて行くよ。
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 お日さまの光を浴び風のニオイを嗅いで、ラファエルも嬉しそうだ。
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 お留守番でも置いてきぼりでもなくて、ラファエル自身が「自分もいっしょにお散歩に行ける」とが感じてくれるのが大切なんだと、ご主人は語る。

@makenziecann

So much love for you, big guy. ❤️‍🔥

♬ beauty of pixar - nilsodinson

 時にはこうして、そしてビーチや公園でまったり。
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 もともとラファエルのお母さんも、ご主人の家で飼われていた犬だった。だからご主人とラファエルとの付き合いは今から13年前、ラファエルが生まれた瞬間から始まったんだ。

 ご主人は当時15歳。それ以来ラファエルはどんな時もご主人と一緒に過ごしてきた。彼の名前は、ご主人がファンだったバスケットボール選手から取ったもの。彼女自身もバスケの選手を目指し、大学はケンタッキー大学へ進んだが、その時ラファエルもいっしょについて行ったんだ。

 そして彼女が大人になり、実家から遠く離れたフロリダで暮らすようになってからも、片時も離れずに傍にいた。

「今年の目標は、いっしょにたくさんの夕日を見ること」と、年初にSNSで誓ったご主人とラファエル。

@makenziecann watching my best pal grow old gets a little easier when I know I won't look back on any moments and think I didn't appreciate them enough. Here's to a year of being unashamedly extra & more present celebrating with the people and pups we love. 🪩💝 #seniordog ♬ home - sped up + reverb - sped up + reverb tazzy & sped up songs & Tazzy

 ゴールデンレトリバーの13歳は、ニンゲンで言えば100歳に近い高齢であり、健康に暮らしていくためにはより多くのサポートが必要だ。

「私たちの物語をSNSという場でシェアすることで、ラファエルの生きているこの一瞬一瞬を大切にできると感じているの。インターネットでは、毎日新しい出会いがある。そしてラファエルは、そんな誰かの一日をよりステキなものにできるかもしれない。世界ではいろいろなことが起こっているけれど、みんながラファエルを見ることで、喜びが目の前にあると感じてくれればいいと思う」と、ご主人は語っているそうだ。

written by ruichan

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