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 広い牧場で多くの家畜を飼育している場合、ニンゲンだけで家畜たちのいのちを守ることは難しい。そこで活躍するのがLGDと呼ばれる犬たちだ。

 LGDとはLivestock Guardian Dogの略で、日本語にすると「護畜犬」とか「家畜の番犬」になるようだ。今回はコヨーテから家畜を守る、LGDの活躍を見てみよう。
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@sostarbcs

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 生まれたばかりの子羊のそばで、LGDのソールくんが、羊のお母さんと見つめ合っている。ふたりの間には、何らかの意思の疎通があるみたいだ。

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 やがてお母さんはその場を離れ、水と食事をとりに行った。この時点で、出産後1時間くらいたっていたんだそう。ソールくんがいれば子供は安全だと、信頼しているからこその行動なんだ。

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 ソールくんはお母さんが戻って来るまで、子羊の傍を離れずに見守り続けた。お母さんが帰ってきてはじめて、少し離れた場所に移動したよ。

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 だが突然、ソールくんは跳ね起きて、相棒のジンジャーさんといっしょに大きな声で吠えながら走り出した。どうやら柵の外に、コヨーテが近づいていたらしい。

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 この牧場の広さは85エーカーで、ざっくり東京ドームが8個入っちゃうくらいの大きさなんだって。牧羊犬としてのボーダーコリーたちもたくさんいるんだけど、番犬としてのソールくんたちLGDの働きがあってこそ、みんな安心して暮らしているんだそうだよ。

 それにしても、出産後すぐに赤ちゃんを任せられるほど、羊たちがソールくんを信頼しているというのもすごいよね。

written by ruichan

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