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寒い冬の朝、職場に向かって運転していた男性が、道路わきの藪にダンボール箱を発見した。「EGG(玉子)」と印刷された箱の前には1匹の犬の姿が。どうやら捨て犬らしいのだが、箱の中にはいったい何があるというのだろうか。
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今年の初め、アメリカのテネシー州ディクソン郊外を運転していたジェームズ・アレンさんは、道路脇の藪の中に違和感を覚えてブレーキを踏んだ。
そこにいたのは1匹の犬。そしてその背後にはダンボール箱が置かれていた。犬はダンボール箱を守るかのように、その前に立ちふさがっていた。
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通勤で毎日この道を通っているというジェームズさんによると、「昨日通ったときには、こんな箱はありませんでした」とのこと。
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不審に思って近づいてみると、なんとその箱の中には5匹の子犬が入っていた! ということは、箱を守っていた犬はおそらく母親なのだろう。
ダンボール箱の蓋はしっかりと閉められていた。つまり、誰かが意図的に子犬たちを箱に詰めてここに捨てたとしか思えない。
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だが母犬はじっと道路の方を見つめていた。まるで飼い主が戻って来るのを待っているかのように。
子犬たちを心配したジェームズさんは、その様子を撮影してFacebookに投稿した。すぐに保護団体のProverbs 12:10 Animal Rescueと連絡がつき、犬たちは保護されることになった。
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無事に団体の施設に収容された母子たちは、あたたかい部屋の中で、ふかふかのベッドと美味しいご飯を堪能しているそうだよ。
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「悲しいことに、この周辺ではこんなことが頻繁に起こっているんです」と、団体の代表者は語る。
違和感に気づいたジェイムズさんが、彼らの写真を投稿してくれなかったら、子犬たちのいのちは危険にさらされていたかもしれない。
「何かがおかしい」と思ったとき、そのまま通り過ぎたりせず、違和感のもとを確かめに行ってくれたジェイムズさん、本当にありがとう!
written by ruichan
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マランダー
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