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 誰にでも「うっかり」はあるものである。だがそのうっかりのせいで、大切な誰かが危険な目に遭ってしまったら?

 アメリカのとある牧場で、うっかりゲートを締め忘れてしまったところ、囲いの中の動物たちが一斉に脱走してしまった。その中にいたアルパカが、どういうわけかオーナーさんの愛犬を追い回し始めてしまったんだ。
 
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Angry Alpaca Chases Dog

 ここはアメリカのテキサス州にあるIma Survivor Sanctuaryという保護牧場だ。オーナーのレスター・モローさんは、この日どうやらきちんとゲートを閉めていなかったらしい。

 豚のペギーさんがゲートを押して開けてしまい、なしくずしに囲いの中にいた動物たちが、外へと出てきてしまったんだ。

 事態に気づいた撮影者さんは、オヤツで誘導することで、動物たちを囲いの中に戻そうと悪戦苦闘。そんな時、アニーという名前のアルパカが、どうしたことか撮影者さんの愛犬マギーをロックオン。いきなり襲いかかったんだよ。

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 この時は責任を感じたのか、ペギーさんがアニーを追い払ってくれた。
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 そしてようやく、ほとんどの動物たちを囲いに戻すことに成功。さて残るは問題のアニーだ、どうしよう…と思った矢先、アニーは再びマギーさんに襲いかかる。

 すんでのところで、干し草の山の上に飛び乗って難を逃れたアニーさん。
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 その後ようやく、アニーも囲いの中に戻って行ったよ。お疲れ様。
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 この牧場は、各地の農場から保護されて来た家畜たちが暮らしている。レスターさんは高校の教師をする傍ら、この保護施設を運営しているんだよ。

 レスターさんによると、「アルパカは天然の番犬」なんだそうだ。仲間思いで、一度敵認定した相手はどこまでも追いかける習性があるらしい。大切な愛犬が無事でよかった。レスターさんはきっと、「うっかり」を繰り返さないことを肝に銘じたと思うよ。

written by ruichan

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