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 家と外を半々で暮らしている猫のために、カバンを使ったエレベーターを設置している人たちがいる。ドイツのミュンヘンのアパートメントでは、こんな光景が毎日見られるようだ。
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Guy Makes A Private Elevator For His Cat | The Dodo

 毎朝5時か6時くらいになると、窓の外でにゃあ!と呼ぶ声がする。お客さんの到着だ。この部屋の住人カイさんが、窓からロープで結んだカバンを下すと、下で待っていた愛猫ミソくんがササッと乗り込むよ。

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 ミソくんは基本的に昼間は家の中にいるんだけど、夜になると落ち着かなくなる。外に散歩をしに行く時間なんだ。

 ある日カイさんはご近所さんが、窓からカバンに入れた猫をおろしているシーンを見てショックを受けた。そしてミソくんのために真似することにしたんだよ。

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 雨が降ろうが雪が降ろうが、ミソくんは夜の街へと出かけていく。そして朝になると戻って来て、「エレベーターを下ろしてニャ!」と窓の外で叫ぶのだ。

 だがすぐに下ろしてあげたとしても、気まぐれなミソくんはすぐに入らないことも。
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 こんなミソくんだが、カイさんは実は少し心配している。夜の街をひとり徘徊しているミソくんは、いったいどこに言っているんだろう。もしかするとセカンドホームがあったりして?

 いてもたってもいられなくなったカイさんは、ある夜ミソくんに紛失防止用のエアタグをつけて、彼の後をつけることに。

 だがミソくんがやって来たのは工事現場だった。彼は工事用の車両がお気に入りで、いろいろな車両を行き来しては過ごしていたみたいだ。

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「ミソは本当に外をうろつくのが好きなんだよ。僕は彼を信じているし、彼も僕を信じてくれている。だからこそこんな生活が機能しているんだよね」と、カイさんは語っていたよ。

@donlapeno I’m not even mad … that’s amazing #cat #gatto #catdisco #twerkingcat #katze ♬ On tha linë - Yeat

 とはいえ外の世界には危険もいっぱい。どうか気をつけて散歩を楽しんでほしい…。

 カイさんとミソくんのこんなエブリディライフは、TikTokInstagramで見られるよ。ちなみにこんな写真を見ると、どうやらミソっていうのは、日本語の味噌から取った名前かもしれない?のかもしれない。


written by ruichan

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