アメリカのミズーリ州セントルイスに本拠を置ストリートアニマルの保護団体、「Stray Rescue」に地域の住人から1本の電話が入った。骨と皮ばかりに痩せ細ったドーベルマンが裏庭にいるので、保護してほしいとのことだった。
早速現地に駆けつけると、車に乗り込むだけの力もないほどに痩せたドーベルマンの姿があった……。
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Skinniest Doberman Asks People For Help | The Dodo
突然裏庭に現れたというドーベルマン。誰かに捨てられたのか、どうやってここに来たのかはわからないが、とにかく地域の親切な住人さんの通報によって、無事に保護されることに。
「本当に僕が見つけて良かったよ」と何度も繰り返す住人さん。「まさかこのまま安楽死させたりはしないよね?」と心配そうだ。「もちろん、そんなことしないわ」というスタッフのドンナさんの返事に、安心したように彼らを見送っていた。
しかし、この犬にはもう、車に飛び乗るだけの元気も残っていなかった。スタッフに抱き上げられてようやく安心したように車の中でリラックス。
恐らくは誰かに飼われていたのだろう、ガリガリに痩せていても、彼はニンゲンに撫でてもらうこと、愛してもらうことを求めていた。
幸いなことに、すぐに彼の面倒を見たいという里親さんが見つかって、彼はそのおうちへと預けられることに。
そして4か月後、献身的な世話を受けたドーベルマンは、見違えるように元気になった。もうあの痩せ細っていた犬はどこにもいない。
まだ正式に彼の引き取り手は決まっていないが、ドンナさんは「おそらくはこの里親さんのところに正式に引き取られて、ずっといることになる気がするわ」と語っていた。
きっとこのことを知ったら、最初に連絡をくれた住人さんもすごく安心すると思うんだ。報告が届いていることを願いたいね。
written by ruichan
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コメント一覧 (2)
助かって良かったけど、優しさを知って番犬は引退かな?
マランダー
がしました
ここまで元気にしてくれた里親さんのところでずっといられるといいな。住人さんもボランティアさんも里親さんも、そして勿論この子のこれからの幸せを願って止まない。
マランダー
がしました