イギリスにある動物愛護団体Woodgreen Pets Charityの門の前に、ある夜1台の車が停まった。車はすぐに走り去ったが、後には1匹の犬の姿が!
そう、誰かが犬を車から降ろして、置き去りにしていったのだ。すぐ前は交通量の多い道路で、一つ間違えば事故に遭ってもおかしくない状況だった。
sponsored links
sponsored links
Dog left outside animal charity caught on CCTV - Nellie's story
犬は真っすぐに門の前へと走ってきた。証明がついていたので、誰か助けてくれる人がいると思ったのかもしれない。
だが時間は夜の9時を回ったところ。ゲートには誰もいなかったため、犬はあきらめたのか、道路の方へ走って行ってしまった。
その様子に気づいた警備員さんたちがゲートの前に駆けつけたが、犬の姿はない。あきらめずに犬を呼んでいたところ、その声を聞きつけて犬が戻ってきた!
犬は寒さと恐れで震えが止まらない状態だった。警備員さんたちは犬を励まし、犬を抱き上げて温かい室内に運んでくれたよ。
ネリーと名付けられた犬は、温かいベッドで身体を休め、ご飯やオモチャをもらってほっと一息。
医師たちの診断を受けたところ、ネリーはつい最近出産していたことがわかったそう。いったい誰が、どんな理由で、彼女を置き去りにしていったのか。
愛護団体の門の前とは言え、夜の誰もいない時間帯に放置したら、どこかへ行ってしまっても不思議ではない。最悪の場合、交通事故に遭う危険だってあったのだ。
幸いなことに、ネリーは1週間後に里親のもとへ、そしてさらにその5日後には、新しい飼い主に引き取られることに。
ネリーを引き取ったアレックスさんは、「ネリーはすっかり我が家に馴染み、私たちが仕事をしている間はオフィスでうたた寝を楽しんでいます。大好きなのは食べることと、お客さんの相手をすること。今は「お手」"を教えているところです。とても愛情深く礼儀正しい犬ですよ」と語っているそうだ。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
Hope For Paws~飼い主に置き去りにされた犬、近所の人の通報で第二の犬生を歩み始める
車の行きかう路上に子犬たちが!捨てられた4匹の子犬、無事に保護されそれぞれ温かい家庭に引き取られる
どうして誰もボクを見てくれないの…?シェルターで無視され続けていた犬に運命の出会いが訪れた!
草むらに痩せ細った犬が!病を患い無情に捨てられた犬、献身的な看病でニンゲンへの信頼と愛情を取り戻す
Hope For Paws~公園に捨てられていた2匹の犬、優しい女性に保護されて元気にビーチを駆けまわる
コメント一覧 (2)
ネリー突然夜に道路に置き去りにされてどれだけ怖かっただろう。それでも警備員さんを信じて戻って来てくれてありがとう!
ネリー、どうかこれからは幸せに健康に過ごして欲しい。捨てた飼い主は二度と動物を飼わないで欲しい。
マランダー
がしました
マランダー
がしました