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 自然は時として、我々の意表を突く色をパレットに忍ばせて、景色や花や生き物の身体なんかを鮮やかに彩ってくれることがある。虫や両生類、珊瑚礁の生き物たちなんかには、配色の妙としか言いようのない色彩の持ち主もいるしね。

 だが今回紹介するのは、なんと珍しい緑色の毛をした子猫なんだよ。いったいどんな神さまのイタズラか気まぐれでこうなったのか、早速動画を見てみよう。


 この子猫が暮らしているのは、ベラルーシのグロドノ市。文房具店を営むセルゲイ・ヴィクトロヴィッチさんは、友人から近所の村で珍しい毛色の子猫が生まれたと聞いて、引き取ることに決めたんだ。

 セルゲイさんが「自然の奇跡」と言うように、子猫は本当に、生まれつき黄緑色の毛をまとっていたよ。

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 お医者さんに診せたところ、この子猫は男の子で、完全に健康体であること、この不思議な毛色は遺伝子のいたずらによるものであることが判明した。簡単に言うと、毛の色を司る遺伝子の一部が壊れているんだそうだ。

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 文字通り「ちょっと毛色が違う」ことを除けば、子猫はいたって元気でいたずら好きな普通の猫。

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 セルゲイさんがSNSで子猫の名前を募集したところ、ワサビ、ライム、キウィ、エメラルド、ハルクなど、緑色にちなんだ200以上の案が届いているんだそう。


 実はこれまで、緑色の毛を持って生れて来た子犬たちは何度か発見されている。


 その多くは、母親の胎内でビリベルジンと言う緑色の色素が羊水と接触した結果、毛が緑に染まってしまうのだそう。この場合、成長とともに緑色は薄れ、やがては普通の毛色になってしまうのだとか。



 だが今回の子猫の場合は、遺伝子レベルで緑色になっているわけで、成長しても緑色のままという可能性もあるそうだ。今後の彼の成長を、ぜひ見守っていきたいよね。

 そして、現地で放送されたTVニュースがこちら。ちょこちょこ動き回る可愛い緑の子猫ちゃんをたっぷりと堪能できるよ。


В доме и в офисе у гродненца Сергея живёт котёнок необычного окраса. 19.09.2023

 ところで子猫の名前はまだ募集中のようだ。採用されると50ルーブルのギフト券と、子猫と一緒に写真を撮る権利がプレゼントされるそうだよ。

 まあ直接お店まで会いに行くのは難しそうだけど、きっとお店の看板娘、いや看板息子になるに違いないので、緑色と文房具にちなんだ名前がいいんじゃないかなと思うんだよ。何かいい案があったら、ぜひInstagramのコメント欄から応募してみてね

written by ruichan

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