以前カラパイアで紹介した、「たくさんの犬たちをまとめて散歩させる」ビジネスのお話を読んでくれたお友だち入るだろうか。
このサービスを始めたティム・ピンクさん、さらに新たな展開を目指しているそうだ。マランダーでその後を追ってみようと思うよ。
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Professional Dog Walker Teaches Pack Of Dogs How To Perfectly Behave On Walks | The Dodo
ティム・ピンクさんがこのビジネスを始めたのは、2011年のことだった。転職を考えていたティムさんは、当時飼い始めたドーベルマンの子犬を、昼間は誰かに預けなきゃ…とぼんやり考えていたんだそう。
だがある瞬間、ティムさんはひらめいた。自分がその「誰か」になればいいのでは? そういうビジネスもありじゃない?と。
そこでティムさんが始めたのが、「サラトガ・ドッグ・ウォーカーズ」だった。会員を集めて彼らの飼っている犬たちをまとめて散歩させるのだ。
犬種も身体の大きさも関係ない。どんなわんこも大歓迎。体重が2㎏に満たない小型犬も、50㎏を超える大型犬も、みんな一緒にお散歩するよ。
犬たちにはそれぞれ個性があるし、中には問題がある犬も。だがティムさんたちは根気よく彼らに「群れ」としての行動を学ばせる。犬たちは予期しないハプニングが起こっても、静かに待機できるようになる。
例えばリスが飛び出してきたり、他の犬とすれ違ったりしても、全員が大人しく待てるんだ。
犬たちのうちの1匹が他のことに気を取られても、ティムさんはその犬の注意がリードを握っている自分に戻るよう見守る。大切なのは、「誰がリードの先にいるかを犬たちが常に意識するように仕向けること」なんだそう。
ティムさんがしっかりと彼らの手綱を握っているのを理解すると、犬たちは安心する。ティムさんがいれば「ボクたちは安心・安全だよ、何も心配いらないよね」と思ってくれるから。
「群れ」として行動することで、犬たちはお互いを認め、リスペクトし合うようになる。お互いの身体を舐め合ったり、じゃれ合ったりするようになったらもうこっちのものだ。彼らは一つの「家族」になるんだ。
そしてティムさんは犬たちがもっと広い場所で、自由に過ごせるよう、農場を1軒買い取った。外に散歩に行くだけでなく、広い敷地内で遊んだり訓練したりできるようになったんだ。
農場でどんなことができるか考えるだけで、ティムさんはワクワクが止まらなくなるそうだ。きっと犬たちも楽しみにしていると思うよ。
written by ruichan
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