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 目が見えない、耳が聞こえないといったハンディキャップがあっても、愛情をたっぷり受け取って幸せに暮らしているペットたちがいる。そしてその愛情を、他社へと分け与えてくれているペットたちも。



 ピットブルのコールは、耳が聞こえないという障害を持って生れて来た。だが現在、彼は学校や介護施設という場で、人々が「心の声」を聴く手助けをしているんだ。
 

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 コールの飼い主、クリス(クリストファー)・ハンナさんは音楽教師である。この日、クリスさんは子供たちの前で、スーパーヒーローの格好をしたコールと、手話でコミュニケーションをとる様子を披露しているよ。

「コールはボクに向かっておしゃべりするよ」とクリスさんが手話で語りかけると…。
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 すかさずコールくんは「ワンッ!」と元気よくお返事する。
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 それどころか、クリスさんが投げキッスしたとたん、バタンと倒れる芸まで披露してくれて、子供たちは大喜びだ。

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 コールくんがクリスさんのところへ来たのは2017年のこと。以来彼はクリスさんと一緒に、教育の場で「受容と思いやり」というメッセージを伝え続けている。

 クリスさんが子供たちに伝えたいのは、「人と違っていてもいいんだよ」「自分のことを信じてあげれば、何だってできるんだよ」ということなんだそう。


 クリスさんとコールくんはチームを組んで、地域の子供たちへの啓もう活動を続けているほか、コロナ禍にはニュージャージー州中の介護施設を訪問して、外部との接触が制限されていた入居者に、希望と喜びをプレゼントしたんだそう。

 現在、コールくんはホスピス・セラピー犬の認定も受け、クリスさんとともに精力的に各地の学校・介護施設・ホスピスを訪問しているそうだ。ふたりの活躍はInstagramで更新されているので、興味のあるお友だちはぜひ見に行ってみてほしい。


written by ruichan

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