野生の生き物たちの身体にニンゲンが捨てたロープや網、釣り糸などが絡まってしまい、最悪の場合命を落としてしまう…といった悲劇は世界中で後を絶たない。
今回はアフリカのサバンナで、首にワイヤーが絡まったキリンが発見された。早速その救助作戦が実行されたのだが、あの巨体、あの長い首にかなり悪戦苦闘していたようだ。
sponsored links
sponsored links
Giraffe rescue turns into wrestling match
映像でははっきり見えないかもしれないが、キリンの首には金属製の細いワイヤーが幾重にも絡まっている。救助チームはまず麻酔薬を仕込んだ吹き矢で動きを鈍らせ、人海戦術でその巨体を止めに行った。
麻酔が効いたのか、その場に倒れ込んだキリンに、さらに鎮静剤を注射する。暴れられたら、救助作戦がうまくいかないだけでなく、周囲のスタッフにも危険が及ぶ可能性があるからだ。
だがキリンは最後の力を振り絞って身をよじり、首を曲げて抵抗する。
ようやく大人しくなったキリンから、無事にワイヤーを取り除くことに成功! 麻酔から覚めたキリンは、目の多いが外された途端、軽やかに走り去っていったよ。
この巨体を傷つけることなく、ワイヤーを外してあげるのには、相当な苦労があったと思う。下手をするとスタッフにけが人が出てもおかしくない状況だ。最後にスタッフの間から漏れた「ブラヴォー!」という歓声が、みんなの喜びと達成感を物語っていたよ。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
白鳥のヒナの足に釣り糸が!子供を守ろうとする親の攻撃を潜り抜け、ヒナを助けることに成功した!
「助けてやるから逃げないで!」魚網に絡まったザトウクジラのお母さんレスキュー作戦
サギのクチバシに釣り糸が絡んでいる!木に宙吊りになった水鳥を助けるボート乗りたち
助けてもらえるのがわかってるんだね。網に絡まったコウモリが無事救出されるまで
お願い、この釣り糸取って!ニンゲンに助けを求めてきたマンタ
コメント一覧 (1)
マランダー
がしました