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 ハワイ出身のケンナさんは、ヨーロッパで6年間、女性プロサッカー選手として活躍していた。そんな彼女は、ある時アルバニアの路上で、可愛い子犬と出会ったんだ。

 地元のシェルターから、終の棲家が見つかるまでの里親を頼まれたケンナさん。数週間後、ブルーと名付けられた子犬には無事に引き取り手が見つかり、ケンナさんは故郷のハワイへと帰ることに。

 だが、新たに飼い主となったはずの人物は、なんとすぐにブルーを捨ててしまったのだ。
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Adopted Dog Gets Abandoned And Then... ❤️ | The Dodo

 アルバニアの道端で、ケンナさんが出会った愛らしい子犬・ブルー。終の棲家へと引き取られるまでの数週間、愛情をこめてブルーの世話をしたケンナさんは、後ろ髪を引かれる思いでブルーと別れ、故郷であるハワイへと帰国した。

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「寂しいけれど、ブルーが幸せに、安心して暮らせるおうちが見つかって良かった」と、ブルートの思い出をかみしめていたケンナさん。

 だが、事態は思いもよらぬ方向へ。なんとその20日後、ブルーを家族として迎え入れたはずの新しい飼い主が、シェルターの塀越しにブルーを投げ込んで捨てて行ったのだという。

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 ショックを受けつつも、何とかしてブルーを引き取りたいと考えたケンナさんは、アルバニアからハワイへと犬を移送する方法を調べまくった。

 まず陸路国境を越えてコソボへ、そこからさらにハワイへと。ブルーはボランティアの手を借りて、3か月の月日と13,000kmの旅を乗り越え、ケンナさんのもとへとやって来た。

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 小さくて可愛かったブルーは、精悍な顔つきの犬へと成長を遂げていた。明るいハワイの日差しの中で、ブルーはようやく自分の居場所を手に入れたんだ。

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 この話で思い出したのは、以前マランダーで紹介した、アマゾンで出会った捨て犬をイギリスへ連れ帰った男性のお話だ。国境を越えて保護犬を家族として迎えるには、きっと大変なためと時間と忍耐が必要なんじゃないかと思う。



 ブルーは今ではすっかりハワイにも慣れ、新しい友だちもできたそう。ブルーとケンナさんのハッピーライフは、TikTokInstagramで日々更新されている。良かったらぜひ遊びに行ってみてね。


written by ruichan

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