
ニンゲンの住む世界を一歩離れると、そこは野生の王国。海の中だって例外ではない。弱肉強食、食うものと食われるものの命をかけた戦いがこの瞬間も繰り広げられているのだ。
今日はイワシの群れを追うマカジキの、ハンティングの様子をご覧いただこう。
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Sardine Bait Ball Chased By Hungry Marlins
青い海の中、イワシの群れのベイト・ボールが、キラキラと輝きながら渦を作る。その周りを悠々と泳ぎまわるのは、巨大なマカジキたち。

マカジキは少しずつベイト・ボールを分断していく。

これだけ小さなカタマリになってしまったら、もうイワシたちに逃げ場はない。1匹ずつ追い詰められ、仕留められていく。

マカジキは大きいものでは4mを超えるという巨大なカジキで、インド洋・太平洋の暖かい海に生息している。日本近海にもやって来て、カジキマグロと呼ばれることも。まるで剣のようにとがった上顎が特徴だよ。

カジキにはほかにもバショウカジキ、メカジキなど全部で6つの種類があるんだそうだ。こうしてイワシを捕食する姿を見ると、海のプレデターという感じで怖い気もするけど、ニンゲンにとっては美味しいお魚でもあるわけで。これも食物連鎖の姿であるのだろう。
※2023.7.11 サムネの画像を差し替えて再送します。
written by ruichan
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