
アメリカのアリゾナ州フェニックスで散歩をしていた撮影者さんは、一羽の鴨が「グヮッ、グヮッ」と鳴きながら、真っすぐこちらを見ているのに気づいた。何やら訴えたいことがあるらしい、でも何だろう?
不思議に思った撮影者さんだが、すぐにその理由を理解した。排水溝の格子の下から、弱々しい小さな鳴き声が聞こえて来たんだ。
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Duck quacking at me leads to baby duck rescue
事件は2016年の夏に起こった。排水溝の前に立ちすくみ、切なげに鳴きながら撮影者さんを見つめる母鴨。

だが撮影者さんだけでは、この排水溝のふたを開けることすらできない。そこで撮影者さんは、地元フェニックスの消防局に助けを求めることにした。
10分ほどで駆けつけてきてくれた消防士さんたちは、協力して排水溝のふたを持ち上げると…。

早速ヒナたちの救出にとりかかった。ガラガラヘビを避け、狭い排水溝に降りてヒナを探す消防士さん。あたりは暗くなってきて、ライトの光が頼りである。

全員が協力して、無事にヒナたち全員の確保に成功。合計9羽いたそうだよ。

そしてヒナたちは、近所の家で待機していたお母さんと無事合流。動画の最後には、お母さんのところへまっしぐらに走っていくヒナの様子が写っているよ。
もう1本、排水溝に落ちたヒナたちの救助シーンを写した動画を貼っておくね。見てくれたみんなが優しい気持ちになってもらえたら嬉しいんだ。
Hero woman attempting to save baby ducks from storm drain.
written by ruichan
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