昨日7月1日は、スミソニアン博物館の研究者で、無脊椎動物、とくに多毛類を専門としていたクリスチャン・フォーシャル博士の誕生日なんだそうだ。そんな博士を記念して設けられたのが、「国際多毛類デー」。というわけなので、今回はゴージャスな金色に輝く多毛類を紹介しよう。
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The golden sea mouse uses brilliant bristles to thrive in the deep sea
日本語ではコガネウロコムシ、英語ではgolden sea mouse、つまり金色の海のネズミと呼ばれるこの生き物。
身体の両側に生えている、キラキラと光る毛が印象的だ。
ちなみに、ウロコムシの左右に写っている赤い点は、探査艇に搭載されたレーザーで、深海で対象物の大きさを測定するためのものなんだって。
ウロコムシの仲間は、世界中に7属174種が知られているんだそうだよ。それこそ浅い海から深海まで広く生息していて、動物の死骸や沈殿物を食べるほか、種類によってはゴカイなんかを襲って食べることもあるらしい。
そんな中でもやっぱりキラキラとゴールドの輝きを見せてくれるコガネウロコムシは、何だか見ているとご利益がありそうだ。
このウロコムシについては、かつてカラパイアでも特集したことがあったので、興味を持ってくれたお友だちは、ぜひこちらの記事も見てほしい。
written by ruichan
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コメント一覧 (3)
マランダー
がしました
ラッコとかマヌルネコとか毛深いモフモフのことかと
ゴカイの仲間なんですね
誤解してました
マランダー
がしました
マランダー
がしました