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 とある動物たちの保護施設で、1匹の猫が子供を産んだ。同じ時期に、生まれたばかりのスカンクの赤ちゃんが保護されて来た。母猫はその赤ちゃんを引き取り、我が子たちと分け隔てなく面倒を見るようになったんだ。
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Black And White Kittens Welcome An Oddball Orphan To Their Family | Too Cute!

 保護施設の納屋の一角で、ルビーという名のハチワレ猫が4匹の子供を産んだ。それぞれにお母さんの黒と白の毛並みの特徴を受け継いだ子猫たちだったが、中でも一番白い部分が多い子猫には「ムー」という名前が付けられたよ。

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 そしてもう1匹、ルビーさんの傍らには白黒の毛を持つ赤ちゃんがいる。彼の名前は「デューク」。子猫たちが生まれて数日後に保護された、生まれたばかりのスカンクの赤ちゃんだ。

 ルビーさんはこの孤児を、自分の子供たちと一緒に受け入れたて寄り添って面倒を見てくれた。ムーはそれがイマイチ面白くないみたいで、何かにつけてデュークをライバル視するようになったんだ。

 生後3週間を迎えるころには、スカンクのデュークは子猫たちよりも一足早く、ちょこちょこ動き回るようになった。その動きを真似っこしてついて行こうとするムーだけど、イマイチうまくいかないんだよ。

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 この施設には小鹿のロッティをはじめ、たくさんの生き物たちが一緒に暮らしているらしい。ロッティも子猫たちに興味津々で、お母さん気分で子猫たちをペロペロしてたよ。

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 子猫たちが生後5週間を迎えた頃。彼らは納屋を出て、母屋へと引越することになった。もちろんデュークも一緒だよ。

 この時点では既に、子猫たちはデュークよりも体が大きくなってた。気ままに冒険を始めた子猫たち。デュークにとってはかごから外に出るのも一苦労だし、子猫たちが軽々と上っていく階段もちょっと高すぎる。

 諦めて1階で独り遊び始めたデュークのもとに、ムーが階段を下りて駆け寄って行く。「一緒に遊ぼう!」

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 ムーはデュークといがみ合っているよりも、仲良くした方が何倍も楽しいっていうことに、この時気づいたみたいなんだよ。きっとこれからムーとデュークは親友同士、ずっと仲良く過ごせるようになるんじゃないかな。

written by ruichan

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