アメリカのロサンゼルスを拠点に、ストリートアニマルの保護活動に精力的に取り組んでいる、Hope For Pawsのスタッフたち。今回代表のエルダードさん・ロレッタさんが受けた通報は、「排水口の中で猫が鳴いている」というものだった。
早速現場に駆け付ける2人。だが猫はなかなか捕まらない。果たして無事に保護することができるのだろうか?
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Fireworks were thrown at us while trying to save a lonely kitten who was crying for help 😿
現場は住宅街からロサンゼルス川へと続く排水口。中を覗くと、確かに1匹の子猫がいる! この子猫はとても賢くて、罠を置いても引っかからない。それどころか罠の中の美味しいご飯よりも、ちょろちょろ前を横切るGをディナーに選んだようだ(閲覧注意!)。
悪戦苦闘する彼らに追い打ちをかけるように、思いもかけないハプニングが。誰かがエルダードさんたちに向かって花火を投げつけて来たんだ。
大きな音に驚いて、子猫はますます奥へと引っ込んでしまった。8時間にわたる試行錯誤の後、エルダードさんたちはいったん撤収し、翌朝装備を整えて再挑戦することに。
その装備とは、排気口を掃除するときに使うブラシ付きのアイテム。ワイヤーをどんどんつなげていって、子猫の近くで動かすことで、罠に追い込もうという作戦だ。
しかしロレッタさんが待機している排水口まではおよそ10m。エルダードさんの手元には、7.3m分のワイヤーしかない。果たしてこれでうまくいくのか?
だが結果は大成功! 猫は無事に保護されて、Hope For Pawsの施設へ。エルダードさんたちはこの猫に「グレムリン」という名前を付けてあげたんだ。
こんな顔をしながらも、嫌がらずにお風呂に入ってくれたグレムリンは、すぐにほかの猫たちとも仲良くなった。そしてつい先日、終の棲家となるおうちへと引き取られていったそうだよ!
救出作戦中、ご近所さんがキャットフードを差し入れしてくれたんだけど、エルダードさんは「どうやらこの子はGの方が好物みたいなんだよね」とか、軽口を言う余裕はあったみたいだ。
Hope For Pawsでは以前、同じこのロサンゼルス川で、子猫の救助作戦を行ったこともあったんだよね。
今回使った新兵器は、支援者からの寄付で導入できたんだそう。きっとこれからの保護活動でも、大いに活躍してくれるんじゃないかな。
written by ruichan
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