
タイのチェンマイにある象たちの保護施設、エレファント・ネイチャー・パークには、ここで生まれた赤ちゃんたちや、母親と一緒に保護されて来た子象たちも暮らしている。彼らは群れの中で過ごしながら、象としての生き方を学んでいくわけなんだ。
とはいえ、小さな子供たちにとっては周りにあるものすべてが楽しい遊び道具。今日はご飯の草で遊んでしまった子象たちが、周りの大人に「草の正しい扱い方」を教わっていたようだよ。
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Baby Elephant Figure Out How To Manage With Grass - ElephantNews
2頭の赤ちゃん象ピーマイとチャバのいる群れの前に、餌を運ぶトラックがやって来て、新鮮な草の山を置いて行ったよ。大人たちは早速食事を始めたんだけれど、ピーマイたちは食べる代わりに草で遊び始めちゃったんだ。
頭から草を被ってご満悦。

「食べ物で遊んじゃいけません」と言われたかどうかはわからないけど、大人の象たちが子供たちの前で、どうやって草を食べるのかのデモンストレーションを始めたよ。
「ほら、こうやってゴミを払って食べるのよ」と、鼻でつかんだ草の束をぶんぶん振り回す大人の象たち。

赤ちゃんたちは大人の真似をするのが大好き。早速小象たちも、鼻で上手に草をつかむと、ぶんぶん振り回し始めたんだ。

さあ、落ち着いてご飯を食べようね。

象はとても社会的な生き物で、子供たちの面倒は親だけじゃなく、群れにいる他の雌象たちも積極的にみてくれる。もちろんしつけも「任せなさい!」って感じなんだろうね。
チャバは2021年生まれで2差になったばかりの女の子。お母さんと一緒に、コンクリートの檻の中につながれていたところを保護されたんだ。またピーマイも、観光用の施設で酷使され、ひどい健康状態だった母親と共に救出されてここに来た。
この施設には彼女たちのように、観光や伐採の現場で劣悪な環境で飼育されていた象たちが保護され、今は幸せに暮らしている。ピーマイとチャバも、お母さんやおばちゃんたち、お姉ちゃんたちに囲まれて、たくさんのことを学びながらすくすく元気に育っていくに違いないよ。
written by ruichan
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