インド北西部の街ウダイプルで、ストリートアニマルたちの保護活動に、精力的に取り組んでいるAnimal Aid。この日彼らが駆け付けた先には、タールで全身を覆われて動けなくなった3匹の子犬たちがいた。このままでは彼らは飢えと渇きで命を落としてしまうだろう…。
早速施設へと連れ帰ったスタッフたちは、子犬たちの身体からタールを落とすという、気の遠くなるような作業に取りかかったのだった。
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3 desperate puppies trapped in hardened tar, saved.
道路工事で使っていたタールの中に落ちた子犬たち。タールが冷えて固まるとともに、彼らは動けなくなってしまった。そっと抱き上げて、Animal Aidの施設に運ぶ。
施設につくと、食用油を使って子犬たちの身体からタールを取り除く作業が開始された。実はAnimal Aidでは以前にも、タールまみれになった子犬たちを保護した経験があったんだ。その時のノウハウを生かしながら、作業は慎重に、しかし確実に進められていく。
途中で何度も油を交換し、子犬たちに水分補給をし、餌も食べさせながらの作業が何時間も続く。3時間が過ぎた頃、ようやく彼ら本来の毛皮が見え始めた。だが夜になると子犬たちが疲れ切ってしまったため、続きは翌日に持ち越された。
2日目も懸命の作業は続けられた。そしてとうとう、タールは大方取り除かれ、シャンプーをしてもらった子犬たちは、見違えるように元気になったんだよ。
子犬たちにはビンゴ、チェッカーズ、そしてパーチーシと言う名前がつけられたんだ。見て、このヤンチャで可愛いわんこたち!
Animal Aidの医師やスタッフたち、そしてたくさんのボランティアと寄付を寄せてくれる多くの人々の助けがあったからこそ、この子犬たちもこんなに元気になれたんだ。
世界中から集まって来るボランティアたち。ステキな笑顔をありがとう!
written by ruichan
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コメント一覧 (1)
にしても子犬たち、タールなんて明らかに危険なものにどうして近づいちゃったんだ。
マランダー
がしました