Brave man rescues exhausted coyote

　草むらに巡らされたフェンスに、1匹のコヨーテが引っかかっていた。飛び越えようとして目測を誤ったのだろうか。



　気の毒に思った男性が、コヨーテの救出を試みている。フェンスはどうやら有刺鉄線のようで、なかなか切断できないでいる。

　コヨーテは助けようとしてくれているのを理解したのか、暴れたり逃げようとしたりせずに静かに待っているようだ。



　よし、切れた！と、男性がその場を離れたが、どうやらまだ後ろ足が引っかかっているみたい。



　見かねて男性が再びコヨーテの元へ。だが相手は野生のプレデターであるコヨーテだ。何かのきっかけで襲いかかって来ても不思議じゃない。

　現に男性がしっぽや足を掴んでフェンスから外そうとすると、威嚇するような仕草を見せる。



　最後は足でコヨーテのおしりを押し出して、無事に解放することに成功。コヨーテはそのまま静かに去っていったようだ。

　手負いの野生動物は気が荒くなっていても不思議じゃない。迂闊に手を貸そうとすると、攻撃を受ける可能性だってあるんだ。

　そう考えると、この男性は勇気と優しさを兼ね備えた、稀有な人なんだと思う。双方とも無事で本当に良かったよね。

written by ruichan

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