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 クラゲは不思議な魅力にあふれた生き物だと思う。そもそもアレが生き物だというのも不思議だし、動いているのも不可思議だ。幻想的でミステリアスな姿に、つい心を奪われてしまった人も少なくないと思う。

 だが現実の世界では、クラゲはただ幻想的なだけの生き物ではない。ときには大量に発生して、我々を驚かせることもあるようだ。
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Jellyfish completely invade harbor in Istanbul, defying explanation

 ここはトルコのボスポラス海峡にある港である。この日、ミズクラゲが大量に構内に押し寄せるという事件が起こった。

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 その数は数百万とも言われ、大きなものからコイン程度の小さなものまで、さまざまなサイズのクラゲで、場所によっては水面が覆いつくされてしまったり。

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 クラゲは実はプランクトンの一種であり、サンゴやイソギンチャクの遠い親戚でもある。今回のような大量発生は実は珍しいことではなく、世界各地で起きているが、最近はどうもその頻度が増えてきているようなんだ。

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 その原因は地球温暖化だとも言われているし、魚の乱獲によりクラゲの捕食者が激減したためだとも言われている。自分も横浜港内で、水面を覆いつくすほどのクラゲを目にしてビックリした経験があるんだよね。

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 映像だけ見ていると、「キレイ」「珍しい」という感想になってしまいがち。だが、大量に発生したクラゲが発電所の取水口に入り込んで詰まらせてしまうという事件も起こっているそうなので、面白がってばかりはいられないようだ。

written by ruichan

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