
野生の王国は弱肉強食の掟に従う世界である。百獣の王ライオンを筆頭とする捕食者が獲物を追う。だが時にはそんな世界にも、不思議な逆転現象が起こるらしい。
今回映像にとらえられたのは、追われるべき存在であるレイヨウの群れが、ライオンの後をつけ回す光景だ。いったい何が起こっているのだろうか?
Advertisement
Advertisement
When prey stalks predator
左側からやってきたトピと思われるレイヨウの群れ。どうやら右端に写っている1頭のライオンの後をつけているようだ。

ライオンも気になるのか、時々振り返ってそちらの方を見る。

するとまるで「だるまさんが転んだ」のように、レイヨウたちも立ち止まって、しらんぷりでアサッテの方向を見るのだ。

やがてライオンは鬱陶しくなったのか、その場に座り込み、あげくの果てにはお腹を見せてゴロン。

戦意?をそがれたのか、レイヨウたちはそこでライオンのそばを離れて行ったようだ。
まあ、追跡者の動向を知るために相手を逆に監視する…というのは効果的な手段ではある。今回もそんな目的で、ライオンの後をつけていたのかもしれない。
捕食される側の生き物とは言え、数で勝ればライオンを圧倒することもあるわけで、野生の世界はやはりドラマに満ちているようだ。
written by ruichan
▼あわせて読みたい




コメント