
先日お伝えしたとおり、トルコのイスタンブールでストリートキャットたちの保護活動をしているオヌールさんが、大地震の被災地へ赴いた際の動画が公開されていたので、マランダーでもシェアするよ。
この動画には日本語字幕がついているので、ぜひ字幕をオンにして見てほしい。崩壊したビルなど、被災地の様子が写っているので、視聴する際苦手なお友だちは注意してね。
sponsored links
sponsored links
Trapped in the building damaged by the earthquake, the cat has been crying for help for 7 days.
崩壊寸前のビルに取り残された猫発見!
24時間の移動の果てに、ようやく被災地にたどり着いたオヌールさんが見たものは、ゴーストタウンと化した街だった。
街の中を歩いていると、猫の鳴き声が聞こえてくる。見上げると、7階建てのビルの上に1匹の猫が!

何とかして助けられないかとビルに近づいたが、1階〜地下部分は完全に倒壊していて、中に入ることはできない。そもそも近づくのすら危険過ぎる。
オヌールさんは梯子車の助けを借りるしかないと電話をかけたが、この状況では携帯電話もなかなか通じず八方ふさがりに。
ゴーストタウンには助けを求める猫たちが
梯子車を探して街を歩き回っている間に、他の猫たちもどんどん助けを求めてやって来る。危険な建物から引き離せればと、安全な場所に餌を置くオヌールさん。

だがあのビルの上にいる猫を助ける方法が見つからない。途方に暮れかけたとき、奇跡が起こった! オヌールさんのメッセージを聞いた消防局の人が、電話を掛け直してきてくれたのだ。
そして奇跡が起こった!
そして梯子車が到着。消防士さんたちのおかげで猫は無事に保護された。地震発生以来、飲まず食わずだったのだろう、猫は水と食べ物をもらって、ようやく人心地ついたようだ。

行方不明の親友を探しに行ったものの……
実はオヌールさんには猫たちの救出以外に、もう一つここに来た目的があった。この街に住んでいた親友と、地震発生以来連絡がつかないのだ。
被災地でペットたちへのサポート活動をしているAbdulkerimさんに一旦猫を預け、オヌールさんは親友を探しに行くことに。

だが残念なことに、親友の消息を掴むことはできなかった。ここに長居はできない。オヌールさんはあのビルにいた猫をイスタンブールへ連れて帰ることに。
車の中にトイレや餌、水をセットして、再び24時間の長旅だ。ようやく辿り着いた我が家で、猫は先住猫たちに受け入れてもらい、一週間に渡った被災地での疲れを癒したようだ。

その後この猫には無事に引き取り手が見つかったそうなので安心して欲しい。オヌールさんは再び被災地へ支援物資を届けに行くようなので、また続報があればみんなにも共有しようと思っているよ。オヌールさんの親友が、どうか無事でいますように。
written by ruichan
▼あわせて読みたい





コメント一覧 (2)
マランダー
が
しました
加えて、どうかオヌールさんも無事で活動できますように。
マランダー
が
しました