
南アフリカ共和国のプレトリア大学で、生態学を専攻している20歳の学生、ニコラ・マルネヴェックさんは、シマウマの死体をめぐってハイエナとトカゲが争っている現場に出くわした。
圧倒的に身体の小さなトカゲが、ハイエナに対して一歩も引かず、あまつさえ鞭のような尻尾で顔面攻撃を繰り出したんだ…。
sponsored links
sponsored links
Giant Lizard Slaps Hyena in Face
夕暮れ時にサバンナで車を走らせていたニコラさんは、傷や噛み痕が見当たらない、謎の死を遂げたシマウマの死体を見つけた。そこで翌朝、もう一度その現場へと引き返し、何が起こっているのかを確認することにしたんだ。
するとシマウマはすでにほぼ骨と皮だけになっていて、1匹のハイエナがその周りで見張りをしていたらしい。
そこへ左側から1匹のナイルオオトカゲが近づいてきた!

そしてハイエナの大切な食事にガブリと齧りついたんだよ。

「何すんねん!」と慌てて近づいたハイエナの顔面に、ナイルオオトカゲの尻尾が鞭のように襲いかかる。

ちょっぴり戦意喪失気味のハイエナは、シマウマを咥えて別の場所へとウロウロ。しかしオオトカゲはまたそれを見つけてがぶりんちょ。

ちなみにオオトカゲが姿を見せる前、ハイエナはシマウマの下あごを嚙み切って、まるで入れ歯のように口に入れて歩き回っていたんだそうだ。想像するとちょっとシュール…。
written by ruichan
▼あわせて読みたい





コメント