20230217_034249_batch

 海の中をふわりふわりと漂うクラゲは、時に神秘的、時にはちょっと不気味な雰囲気を醸し出してくれる生き物である。その動きには何となく中毒性があって、見ているうちに目が離せなくなってきちゃうことってないだろうか。

 今日はそんなクラゲの仲間、イボクラゲの映像をご紹介しよう。
sponsored links
sponsored links


THE SWIMMING CHANDELIER CROWN JELLYFISH

 イボクラゲはその名の通り傘の上にイボイボがあるのが特徴だ。
20230217_034249 (2)_batch

 傘の直径は50㎝程度になるというから、かなり巨大なクラゲである。
20230217_034249 (4)_batch

 主な生息地はフィリピン近海だが、日本の相模湾以南にも海流に乗ってやって来るんだそう。時には伊豆半島周辺でも見かけることがあるそうだ。

20230217_034249 (5)_batch

 青~青紫の体色はとても美しく神秘的。
20230217_034249 (7)_batch

 モコっとした触手の様子から、カリフラワークラゲとか呼ばれることもあるみたい。その触手の間には、ハナビラウオなどが共生していることも多いそうだよ。

 網にかかったりして捕獲された個体が水族館で見られることもあるようなので、どこかで見かけたらぜひじっくりと観察してみてほしい。

written by ruichan

▼あわせて読みたい
南極の深海を漂うエクトプラズム?幽霊じみたダイオウクラゲにズームイン!


水中を漂う、美しくも不思議なその姿。幻想的なクラゲの数々をご覧ください

大きなクラゲに癒されちゃう?迫力のエチゼンクラゲと泳ごう


クラゲの大群と泳いでみない?南の島パラオのジェリーフィッシュ・レイクを紹介しよう


美しすぎる深海の花火!メキシコの海で遭遇したアメージングなクラゲの仲間