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 2018年の夏、アメリカのカリフォルニア州ヴァカヴィルで山火事が発生。動物虐待協会のシェルターにも炎と煙が迫っていた。中には60匹の犬や猫、小動物たちが取り残されている。

 そのとき、2人の警察官が果敢にも建物の中に入り、すべての動物たちの救出に成功した! 今回、この時のストーリーが新たに動画にまとめられていたので、みんなにもぜひ見てほしいんだ。
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Cop Rescues 60 Animals From A Fire And Then Adopts One | The Dodo

 迫る火の手と煙に覆われ始めた建物の中に、まだ60匹もの動物たちが取り残されている! 残された時間は長くても10分。それまでにすべての動物たちを救い出さなければならない。

 警察官のカーリー・ストーンさんとキルステン・ジェニングスさんは、危険を顧みず建物の中へと突入し、異様な雰囲気を察知して騒ぐ動物たちを誘導してケージに入れ、他の警察官たちと協力して建物の外へと避難させた。

 最後に残った
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 周囲には施設が再開するまでの間、動物たちの一時預かりをするために多くの人が集まって来た。これで一安心と、ホッと胸をなでおろすカーリーさんたち。

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 その後カーリーさんは、最後に救出したこの犬のことが忘れられないでいた。ちょっぴり臆病なこの子は、他の2匹の犬と一緒にカーリーさんの車で避難する際、ずっと彼女の隣に座って、前足をカーリーさんの手の上に置いていたんだそう。

 パートナーと相談した結果、カーリーさんはこの犬を引き取ることにした。ショーンと名前を付けてもらった犬は、寝るときはいつもカーリーさんの枕から離れない。

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 そして先住犬のロキシーとも、最初から友好関係に。
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「ショーンは私に、ほんの少しの愛情があれば、この世界はステキな場所になるって教えてくれたんです」と、カーリーさんは語っているよ。

 当時のカーリーさんのボディカムの映像はこちらから。


written by ruichan

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