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 世の中は犬派と猫派に大別される。らしい。もちろん鳥派やウサギ派、冷血派などさまざまなジャンルがあるのはもちろんだけど、この2つは一般的に相容れないものであると認識する人もいるみたいだ。

 だがそれぞれ何かのきっかけで、相手側に転向してしまうケースもあるらしい。今回はガチガチの犬派だったご主人が、完璧な猫派に転向してしまったお話を紹介しよう。
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Dog person adopts her first cat. Here's how that went.

 サム・テイラーさんの愛猫シシー氏は、最初はけっしてフレンドリーな猫とは言えなかった。だけども今ではいつもサムさんと同じ部屋にいる甘えん坊なにゃんこに大変身。

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 サムさんが猫のシシー氏と出会ったのは今から5年前。当時のボーイフレンドの飼い猫が虹の橋へと旅立ってしまった後、地域のシェルターのホームページを見ていたサムさんは、シシーの写真を見て釘付けになった。

 当時シシーは、もともとの飼い主が亡くなったためにシェルターで暮らしていた。サムさんとボーイフレンドはすぐにシシーを引き取ることに決めたんだ。

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 だが、シシーは気性の荒い猫だった。一瞬、「シェルターに返そうか」という考えが頭をよぎったという。だがボーイフレンドの「一度引き取ったらそれはもう自分のペットなんだ」という一言で、サムさんはそのままシシーを飼うことに。

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 そして5年経った今。シシーはサムさんの大親友になった。仕事で多忙なサムさんを、いつも癒してくれるのはシシーだ。現在およそ12歳くらいと思われるシシーは、元気いっぱい跳ね回るというよりも、まったりとサムさんと一緒の時間を楽しむタイプ。

 そんなシシーのお気に入りはなぜかヘアゴム。サムさんのヘアゴムを持って行っては、ソファの下に隠しているんだそう。正面からシシーの写真を撮りたいときは、カメラの前でヘアゴムをちらつかせればご覧の通り。

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 シシーは前足に2本、後ろ足にも1本の指が余分にある多指症の猫。そのためそれぞれの足がビッグサイズで、それもサムさんにとっては魅力みたい。

 実は2匹の犬と一緒に育ったというサムさんは、「猫なんてイヤ」だとずっと思っていたんだそう。だがシシーとの出会いが、サムさんを180度変えてしまったんだ。今ではすっかり猫派になってしまったサムさんは、「残りの人生は猫としか暮らさないわ」と語っていたよ。

written by ruichan

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