
今年ももう残すところあと1日ちょい。1年間を担当してきた虎たちも、もうすぐ12年後までのお休みに入る。そこで今回はBBCの映像から、スパイカメラが撮影した虎の子供たちの様子をご紹介しよう。
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Elephant SpyCam Films Tiger Cub Collarwali & Her Adorable Brothers & Sister
ここはインドのマディヤプラデーシュ州にあるペンチ国立公園だ。ここにいる4頭の象たちは、カメラの扱いを心得ている。
虎の方は、象たちをあまり気にしていないらしい。そこでカモフラージュした大小のカメラを、虎の一家がいる場所へと安全に設置してくれるんだ。

早速水浴びにやって来た子供の虎たち。炎天下のインドでは、やはり水浴びと日陰での球速は欠かせない。

上手にカモフラージュしてあるカメラだけれど、時には虎の子たちが何か違和感を覚えるようで、近くに寄ってくんかくんかすることも。でもその興味も長くは続かないみたいだ。
カメラよりも木の枝の方が面白い!

スパイカメラのいいところは、彼らの日常の何気ない姿を垣間見られることだ。猿のあげた警戒の声に反応する子虎たち。近くに捕食者がいるのかも?
でも猿を狙っているのは、彼らのお母さんではなかったようだね。

インドには現在、約3,000頭のベンガルトラが生息しているんだそう。一時期は森林開発などの影響で絶滅の危機にさらされていたが、政府の保護政策により、ここ10年で生息数はだいぶ回復してきたとのこと。
とはいえ、100年前には10万頭が生息していたらしいのだが、現在ではインドや近隣諸国を合わせても4,000頭前後。これ以上数が減らないよう、今回のようなカメラも駆使し、さらなる生態調査と保護の継続が求められているのだ。
written by ruichan
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