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 誰かが何かを美味しそうに食べているのを見ると、お腹が空いてきちゃったりするよね。夜中とかにやられると、いわゆる「飯テロ」ってやつの直撃を受ける事態にも。

 今日は美しいサンゴ礁の海で、おいしそうに食事を続けるウミガメの映像をご覧いただこう。
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Beautiful sea turtle works hard to get its meal in the crevice

 ダイバーがメスのタイマイを見つけて近づくと、彼女はちょうどお食事中だったみたいだ。最初はちょこっと警戒したみたいだけれど、すぐにこのニンゲンは害にならないと判断したらしい。

 接近して撮影を続けるダイバーにかまわず、食事に集中することにしたようだ。
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 肉食のタイマイの食べ物は、サンゴやその下にいるカイメンだ。
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 タイマイは同時に、サンゴ礁に藻類が繁茂するのを防いでおり、産後の健康維持にも役立っているんだそう。タイマイがいなくなってしまうと、サンゴ礁の生態系に穴が開き、環境に悪影響を及ぼすことも。

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 この立派なタイマイは、おそらくは50歳以上だと思われる。タイマイの実際の寿命がどのくらいかは、実ははっきりわかっていないんだ。

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 ご存じのようにタイマイの甲羅は「べっ甲」として珍重され、乱獲されて来たためにその数は激減。さらに高く売れることから、産卵場所付近の住民による卵の密猟も後を絶たない。

 そのため、現在ではむしろ保護団体が住民から卵を買い上げる活動も行われているんだそうだ。

 日本ではこのべっ甲細工がとくに盛んで、昔からかんざしなどに利用され、大量に輸入して来た歴史がある。だが国際社会からの厳しい非難を受け、現在では象牙ととも輸入が禁止されている。

 生まれたばかりのタイマイの赤ちゃんたち。子供のうちは捕食者に狙われることも多い。1匹でも多く大人になって、次の世代に命をつないでいってほしいよね。


※タイトルを修正して再送します。コメント欄でのご指摘ありがとうございました!(2022.12.11)
written by ruichan

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