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 アメリカのカリフォルニア州サンディエゴの国境付近に、何カ月も住み着いている野良犬がいた。彼女の名はアビー。だがある日のこと、国境警備隊の隊員が、道端で産気づいているアビーを発見したんだ。
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Momma Dog Has A Reunion With Her 13 Puppies On Their First Birthday | The Dodo Foster Diaries

 それは去年の8月の終わりのことだった。サンディエゴにある保護施設、The Animal Pad Dog Rescueに、国境警備隊員のリックさんからアビーの写真が送られて来た。既に陣痛が始まっているらしいと。

 事態は急を要した。だがこの施設には、他にも2匹出産を迎えようとしている犬がいたんだ。そこで施設では、8週間だけこの母犬と、生まれてくる子犬たちの里親になってくれる人を緊急募集した。


 するとそのたった23分後、里親になると名乗りを上げた女性がいた。サンディエゴに住むローラさんだ。彼女はアビーと名付けられた母犬を預かると、傍らに寄り添って励まし続けた。

 アビーは9時間かけて、13匹の子犬たちを出産した。そこからがお母さんたちの闘いの日々のスタートだったんだよ。

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 なんせじっとしていない13匹の子犬たち。数えるだけでも大変だ。ローラさんが数えるたびに、12匹だったり14匹だったり。

 いつもお腹を空かせている子犬たちのお世話で、アビーさんもローラさんも寝るヒマもないほど大忙し。ローラさんはなんとこの間に、8㎏近くも体重が減ってしまったんだそうだ。

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 8週間はめまぐるしく、しかしあっという間に過ぎた。子犬たちがこの家で過ごす最後の夜。明日からはそれぞれに新しいおうちに引き取られていくことが決まっている。

 ローラさんは子犬たちそれぞれに、ぬいぐるみのオモチャをプレゼント。ここのニオイを一緒に新しいおうちに持って行けば、それぞれがバラバラに暮らすことになっても、少しは安心するんじゃないかという親心だ。

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 そして1年が過ぎた。子犬たちの誕生日に、久しぶりに全員が集合してパーティが開かれたんだよ。

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 子犬たちはローラさんのことをしっかり覚えていてくれたそうだ。すっかり大きくなった元子犬たちの姿に、ローラさんも感慨無量だったようだ。

 そして子犬たちのパパもどうやら特定されたらしい。現在、パパの保護も目指して探しているそうなので、もしかしたら近い将来家族全員が再会できる日が来るかもしれないね。

written by ruichan

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