マランダーで絶大な人気を誇る生き物の1つに「マヌルネコ」さんがいる。ずんぐりむっくりなその容姿と独特の顔つきは、彼らがもともと生息している主にシベリアからモンゴルなど中央アジアにかけての、厳しい自然に適応した結果である。
今日は厳しい寒さの中で、狩りを試みるマヌルネコの野生の姿を見てみよう。
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厳しい寒さを耐えるために、マヌルネコの体毛は猫族の中でももっとも密度が高くみっしりと体を覆っているんだ。その密度は1㎠あたり9,000本にもなるんだって!
それでもこの寒さの中で生き延びるエネルギーを保持するには、毎日5匹はスナネズミをお腹に入れないといけないのだ。というわけで、お腹を空かせたマヌルネコが、獲物を求めて雪の上を彷徨っているよ。
こちらが本日の彼のターゲット。だが、彼らだって黙ってターゲットにされているわけではないのである。
こっそり忍び寄ろうとするマヌルネコだが、雪の中を歩くのはあまり得意じゃないみたい。雪に足を取られてつい音を立ててしまう。もちろんスナネズミは一目散に姿を消してしまうよ。
歩き続けるうちに、マヌルネコの足の裏はどんどん冷え切っていく。一足ごとにパタパタと足を振ると、またしてもスナネズミに気取られてしまう。
あ~あ、全部逃げられちゃった。仕方ない、次に行こう、次!
マヌルネコの狩りの成功率は3分の1ほどなんだとか。「世界一不機嫌な顔」をしていると言われるのも、無理もないことなのかもしれない。
written by ruichan
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耳とかなくなるかもしれないけど
マランダー
がしました