
イギリス・イングランドで野生動物たちの保護・救助に取り組んでいるWildlife Aid財団のサイモンさんとローリーさん。今日向かったのは、サリー州ベアーグリーンにある湖だ。
ここに、釣り糸に絡まった鴨がいるとの通報があったらしいんだが、現地に行ってみると、鴨を弱らせていたのは釣り糸だけじゃなかったんだよ。
sponsored links
sponsored links
Fishing hook through the NECK!?
音の静かな電動式のボートで、そっと鴨のところへ向かった2人。絡まった釣り糸を切ってあげたんだが、鴨はグッタリとしていて、かなり衰弱しているように見える。

見ると鴨の首に、釣り針が刺さっているではないか! 首を貫通している釣り針を抜くには、専門家の手が必要だ。2人はこの鴨を連れて帰ることにした。

周囲の木の枝には、釣り糸が絡まったまま残されている。さらなる被害を防ぐために、サイモンさんはこれを回収。
医師の手で釣り針は無事に取り除かれたが、鴨には傷の手当と点滴をして、数日入院してもらうことに。

数日後、元気を取り戻した鴨は、無事に元いた湖へと放されたよ。

釣りをしていると、ラインが切れてしまうことはままあると思う。だが釣り糸や仕掛けを放置したままにしておくと、こんな風に生き物たちが大変な迷惑が飼ってしまう恐れがある。
釣り人の方はもちろんだが、自然を楽しむ中で、我々一人ひとりがマナーやルールをしっかり守り、「ゴミは持ち帰る!」を徹底したいものである。
written by ruichan
▼あわせて読みたい
ペリカンが漁網に絡まっている?通りすがりのボート乗りたち、網を切って救出に成功する
サギのクチバシに釣り糸が絡んでいる!木に宙吊りになった水鳥を助けるボート乗りたち
「動くな、すぐに助けてやるから!」釣り糸と釣り針に絡まったウツボ、ダイバーたちに助けられる
「すぐに助けてやるからな!」ナミビアの海岸で、網や釣り糸が絡んだオットセイを救うヒーローたち
Wildlife Aid~はやくほどいてあげて!ハイイロガンの足に絡まった糸を取り除くスタッフたち
コメント