
ひょんなことから出会った誰かとの関係が、だんだんといっしょに過ごすうちにかけがえのないものになり、手放せないものになり…。
1匹の子猫をめぐって、そんなドラマチックな展開があるご家族を訪れた。アメリカのカリフォルニア州ロングビーチを強烈な熱波が襲った日、暑さを逃れようとやってきた子猫を、主人のジャスティン・ラローズさんは、とりあえず招き入れたんだけれども…。
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A little kitten wandering outside, meowing for help
2019年の9月初めのことだった。木工店を営むジャスティンさんの愛猫グリズリー氏が、何やら窓の外を気にしている。

よく見ると、汚れて痩せ細った子猫の姿が! どうやらこの暑さで、脱水症状を起こしてしまっているようだ。

子猫を招き入れたジャスティンさんは、お医者さんに連れて行き、身体を冷やしてあげるなどして献身的に面倒を見た。
しかしジャスティンさんと奥さんのクリスティンさんは、この時すでに猫を4匹、犬を1匹飼っていて、さらに家族を増やす余裕はないと思っていた。
そこで、子猫がステキな終の棲家を見つけられますように…という祈りを込めて、子猫の里親になることにしたんだよ。

だけど一緒に暮らすうちに、ジャスティンさんたちの気持ちは変わって行った。他の猫たちとも仲良くなった子猫の愛らしい様子に、メロメロになったジャスティンさん。
「里親としては失敗ですけど、この子の家族になれて幸せです」

そう語るジャスティンさんにより、子猫には「クルー」という名前が付けられて、正式に家族の一員として引き取る決心をしたんだよ。
こちらは最初にグリズリーとクルーが出会ったときから、クルーが他の猫たちになじんでいく様子が収められた動画だ。
Stray kitten wanders up to woodshop Cat
あれから3年。すっかり大きくなったクルーは、他の猫たちともすっかりなじんで、幸せに暮らしているそうだよ。
written by ruichan
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