
弱肉強食の野生の王国では、捕食する側とされる側の間に壮絶な命を懸けた戦いが繰り広げられている。
南アフリカのクルーガー国立公園で、3頭のヒョウがラーテルを仕留めた…ように思われた。だが、ラーテルも最後の力を振り絞って反撃する。さて、その結末は…?
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3 Leopards Have Epic Battle with Honey Badger
サファリツアーの最中に、母子3頭のヒョウを発見した一行は、その後を追いかけることにした。しばらくすると川沿いの葦の茂みの中で、何やら闘いが起こったようだった。
よく見ると、ヒョウたちは1匹のラーテルを押さえつけていた。狩りは成功したかに思えたのだが…。

突然、ラーテルがはね起きて、ヒョウたちに反撃を開始した。

逃げるのではなく、果敢にもヒョウに攻撃を仕掛けるラーテル。ヒョウたちもそのあまりの剣幕にたじたじだ。
だが多勢に無勢、身体の大きさも攻撃力も段違いのこの状況で、ラーテルに望みはあるのだろうか…。

しかし、事態はこの様子を固唾を飲んで見守っていたツアー客たちの予想を裏切る展開に。
しばらくすると、ラーテルは何事もなかったかのように川を渡って去って行ったんだ。後ろには戦意喪失したまま、その姿を見送るヒョウたちの姿があった。

ラーテルは以前の記事でもご紹介したように、かなり気性の荒い生き物なんだそうだ。「世界一怖いもの知らず」と言われるほど、強敵相手にも容赦ない攻撃を繰り広げるんだそう。
今回も命がけの闘いで、その本領が発揮されたということなんだろうけれど、この一部始終を目撃したガイドのダン・フィサーさんは「これは一生に一度見られるかどうかの光景だった」と語っているよ。
written by ruichan
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