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「ハチドリ」はとても小さな鳥で、ホバリングしながら蜜を吸う様子は、一見すると蜂のようだ。また、高速で羽ばたく際に「ブンブン」という羽音が聞こえるため、日本ではハチドリ、英語ではハミングバードと呼ばれるようになったという。

 今回はそのハチドリが、手乗りで蜜を吸う様子が映像にとらえられていたのでご紹介しよう。羽音がしっかり聞こえるので、イヤホンなどで聞いてもらえるといいと思うよ。
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Tiny hummingbirds trustingly perch on human hand to sip nectar

 手のひらに載せたボトルキャップには、美味しいシロップが入っている。早速やって来た一羽のハチドリが、美味しそうに吸い出したよ。

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 ハチドリは突然、羽ばたきをやめて指にとまり、落ち着いた様子で食事を再開。ここは安全だと思ってくれたのかな。

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 手のひらには次々にハチドリたちがやって来る。飛びながら食事を済ませるのもいれば、やはり指先で一休みしながら蜜を吸うものも。

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 今度は2羽まとめてやってきた。ケンカしないで仲良くね。
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 ハチドリはとても小さくて、身体も非常にもろくできている。だから野生のハチドリが、ニンゲンの手にとまって小休止しているのは、そこが安全だと確信しているからこそなのだろう。

 このブーンという羽音は、1秒間に80~90回とも言われる超スピードの羽ばたきから生まれるもの。急降下する際には、なんとスピードが時速80㎞にも達するというから驚きだ。

 また、昆虫以外の生き物の中ではトップクラスの代謝率を誇り、種類によっては800㎞もの距離をノンストップで飛び続けられるハチドリもいるんだそうだ。こんな小さな体にも、たくさんの魅力と驚きが詰まった生き物なんだね。

written by ruichan

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