ある日のこと。撮影者さんが愛猫のための猫用品を買いにペットショップを訪れたところ、一つの水槽の前で目が釘付けになってしまった。1匹の小さなウツボが、仰向けになって泳いでいたんだ。撮影者さんには、まるで「誰か助けて!」と言っているように見えたという。
その声に突き動かされたかのように、ウツボを購入して帰った撮影者さんだったが、もちろんウツボなど飼った経験などない。さて、彼女とウツボの運命は…?
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Woman Rescues Eel Swimming Upside Down At Pet Store | The Dodo Foster Diaries
「このウツボを助けなきゃ!」という突然の強い衝動に駆られて、ウツボと共に海水魚水槽一式を買って帰った撮影者さん。
しかし彼女は熱帯魚は飼っていたものの、海水魚、しかもウツボの飼い方など何も知らない。まずは調べ倒すことからスタートだ。ウツボの好む環境に合わせた人工海水を作り、祈るような気持ちでウツボを投入。
だが彼女にできるのはここまでだった。あとは文字通り、「元気になって」と祈ることしかできなかったんだ。
祈り続けて48時間…2日後に水槽を確認すると、なんとウツボは正常な姿勢に戻っていた! 「ファンタスティックなニュースでしょ?」と、ホッと胸をなでおろす撮影者さん。ウツボにはラジー(ラザルス)という名前を付けてあげたみたいだ。
次の課題はエサやりだ。エビがいいという話を聞いていろいろなエビを与えてみたものの、全く興味を示さない。
4日目にイカをやってみたところ、なんとすごい勢いでかぶりついた! どうやらイカが好物だったらしいね。
このマッシュルーム型のおうちも気に入ってくれたみたいだ。
インドア派で食べることが何よりも好き。似た者同士ということで、いつしかラジーに親近感を覚えるようになったという撮影者さんだが、他の生き物たちも飼育している彼女の環境では、これ以上大きな水槽を置く余裕はない。
そこでいずれは責任を持って世話をしてくれる、信頼できる誰かのもとへと、ラジーを里子に出すつもりだそう。
あの日あの時あのタイミングでラジーと彼女が出会ったことは、天のめぐりあわせだったのかもしれない。すっかり元気になったラジー。幸せな終の棲家と出会えるよう祈っているよ。
written by ruichan
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コメント一覧 (1)
いい里親さんが見つかるといいね。
マランダー
がしました