イギリスBBC Earthで「The Cheetah Family & Me(チーター一家と私)」というドキュメンタリーを撮影している映像作家のゴードン・ブキャナンさんは、現在とあるチーター母子に密着して精力的な取材を続けている。
生まれたときからなんとなくいつも周りにいるゴードンさんのことを、このファミリーの子供たちはもっと知りたくなったみたいだ。
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Three Playful Cheetahs, One Unlucky Cameraman | The Cheetah Family & Me | BBC Earth
ここは南アフリカのカラハリ砂漠。ゴードンさんは今日もカメラを回して、チーター一家の様子の記録に余念がない。
すると、チーターの子供たちが、ゴードンさんの持ち物に興味を惹かれたらしい。
まず一家の娘のマルワが、ゴードンさんのリュックをくんかくんか。「スコットランド人の汗のニオイしかしないよ!」とゴードンさんが声をかけるが、どうやらそのニオイは彼女にとってはキャットニップみたいな感じだったらしい?
9か月前は決して近づいてこなかったチーターたちだが、いつも周りにいるゴードンさんに、いつしか慣れてきてしまったようだ。そして今回、とうとうゴードンさんの上着を、マルワが咥えて行ってしまったよ!
マルワに気を取られている隙に、母親のチリがカメラを確保。「どうしよう?」と悩んでいるうちに、今度は息子のセバがリュックを咥えて引きずって行ってしまう。
「食べ物じゃないよ!」とぼやいてみるものの、あたりはだんだん暗くなっていく。
何とかチーターたちの隙をついて、上着とリュックを取り返すことに成功。今日はもう終わりにした方がよさそうだ。
赤ちゃんの頃から見守ってきたとはいえ、彼らは野生のプレデター。今回は無事に荷物を取り戻せたけれど、ゴードンさん自身も「ひとつ間違ったら何が起こるかわからない」と警戒の姿勢を崩さない。
最後は「また明日な!」と声をかけて去って行ったゴードンさんだけれど、その後彼らとの関係はどうなっているのかな。ぜひ続報を待ちたいと思う。
written by ruichan
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