
海の日の最後の記事は、やっぱり海に関する話題にしようと思うんだ。というわけで、今回ご紹介するのは、瘦せ細って保護されたゼニガタアザラシの子供が、無事に健康を取り戻して海に帰っていくまでのお話だよ。ぜひ見てね。
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Hissing Baby Seal Who Was So Mad To Be Rescued Is So Happy When He Goes Back To The Wild | The Dodo
アイルランドの海で保護されたフェニックスは、母親に育児放棄されたゼニガタアザラシの子供だった。保護センターに運ぶ際、足に水をかけてやろうとしたら、一人前に歯をむき出して威嚇してきたんだ。

この時、フェニックスの体重はおよそ10㎏。母親に狩りの仕方を教わってこなかったフェニックスは、まず魚の食べ方から学ばなければならなかった。

だんだんとコツをつかんでうまく魚を食べられるようになると、フェニックスは仲間たちのいるプールに合流した。今度はここで、アザラシとして生きていくための社会性や、競争することを学ぶのだ。

そして数か月後。十分に体重の増えたフェニックスは、いよいよ海に帰ることに。

最初は広い海に戸惑い気味だったフェニックスだけど、ケージから真っ先に出て波打ち際へ。無事に野生の世界へと帰って行ったよ。
アイルランドにいるゼニガタアザラシの数は、現在3~4千匹ほどなんだそう。彼らが数を減らしている原因は、混獲や彼らが上陸できる場所が少なくなったことなど、ニンゲンに起因するものも多いようだ。
彼らを守り、その数を増やしていくために、現地では今回のような地道な保護活動が続けられているんだそうだ。
written by ruichan
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